ドラマ『武道館』でJuice=Juice演じるNEXT YOUお披露目。アイドルとは“夢を見ている姿を見てもらう”こと

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フジテレビとBSスカパー!で2016年に放送が予定されているドラマ『武道館』。連ドラ初主演となるJuice=Juice演じるアイドルユニット・NEXT YOUが、つんく♂プロデュースの楽曲「Next is you!」とともに10月27日、報道陣にお披露目された。

◆NEXT YOU お披露目会 画像

朝井リョウの小説を原作とするドラマ『武道館』では、つんく♂とフジテレビのタッグが実現。物語の主人公となる架空のアイドルユニット・NEXT YOUをつんく♂プロデュースによって、リアルの世界にも登場させる。劇中でNEXT YOUを演じるJuice=Juiceは、ドラマの撮影期間および放送期間中は、Juice=JuiceとしてもNEXT YOUとしても活動し、ライブや握手会、テレビ出演などを行なう予定となっている。

現在、Juice=Juiceは、2016年の単独日本武道館公演に向けて全国で220公演を実施するツアー<Juice=Juice LIVE MISSION 220 ~Code2→NEXT to YOU~>の真っ最中。お披露目は、まさにこの日、Juice=Juiceがライブを行なうHEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3にて行なわれた。なお、この日のJuice=Juiceの公演は、急性扁桃炎のため植村あかりはお休みとなっている。

お披露目会では、NEXT YOU各メンバーが、ひとりずつキメの自己紹介から。子役出身で業界歴が長い坂本波奈(金澤朋子)、「元気があれば“だちまゆ”になれる」と安達真由(高木紗友希)、年上だけど甘えん坊キャラの鶴井るりか(宮崎由加)、クールに見えてハートは熱い不動のセンター堂垣内碧(植村あかり)、「歩く前に踊りだし、産声は歌声だった!」の日高愛子(宮本佳林)と、Juice=Juiceはさっそく役になりきってフレッシュな挨拶を披露した。

つんく作詞作曲、大久保薫編曲の「Next is you!」は、シンセサウンドバリバリの攻めの4つ打ちビートと、魂を鼓舞するような歌詞が特徴の楽曲。NEXT YOUは、パワフルに歌い上げた。

なお、Juice=Juiceとしても久しぶりのつんく♂サウンドについて、高木紗友希は「(原作の『武道館』の中で)NEXT YOUとJuice=Juiceが被るところが結構あったので、「Next is you!」という曲を通して、また新たにJuice=Juiceとしても気合いが入って、NEXT YOUとして頑張って歌っていこうと思います。」とコメント。植村あかりは、「ビートがしっかりしていて、ロックなテイストになっていますので、歌いきれるように頑張りたいと思います。」と気合いを入れる。そして宮本佳林は、「曲をいただいた時から、歌詞を見た時から、すごくつんく♂さんの曲だなって。つんく♂さんの曲を聴くと、どこかこう、ほっとするような感覚もありまして。すごく心が暖かくなりました。今日もですね、“披露なので頑張ってきます”って連絡したら、“いい意味で目立っておいで”って言われて、すごい嬉しいなって思ったので、つんく♂さんが曲に込めてくださった想いも一緒にパフォーマンスで届けていけたらいいなって感じています。」と、つんく♂作品への親しみと愛情を、つんく♂とのエビソードとともに語る。

また、ドラマにかける意気込みを訊かれると、メンバーはそれぞれ以下のように回答した。

「ドラマの出演自体が初めてなので、初めてにしてこんなに大きなプロジェクトに参加できて本当に嬉しいなって気持ちでいっぱいなんですけど、今、プレッシャーとか不安な気持ちもまだあるので、11月のクランクインまでには不安を解消して、撮影に臨みたいと思います。」── 金澤朋子

「主演というのは初めてなのでとてもドキドキなんですけど、Juice=Juice、こう固まって5人で力合わせてっていうのもそうですけど、個人の名前もちゃんと覚えてもらえるように一生懸命、NEXT YOUとして頑張りたいと思います。」── 高木紗友希

「私は21年間、宮崎由加として生きてきたので、鶴井るりかちゃんにこの期間は精一杯なりきって、るついる…(噛んでしまって隣りのあーりーが笑いながら宮崎の顔を覗きこむ)…鶴井るりかちゃんで生きていきたいなと思います。」── 宮崎由加

「私は演技経験がすごい少なくて、ドラマ自体も初めての経験なので、わかんないことだらけだと思うんですが、精一杯頑張っていきたいと思います。」── 植村あかり

「NEXT YOUというアイドルグループになるということで、こう、演技をしながらパフォーマンスをするってことにもなると思うので、日高愛子になりきらなきゃいけないということに関して、ドキドキと、普段からどういうふうに役作りしようかなって考えています。私は、すごく小さい頃からアイドル活動しているんですけど、愛子ちゃんって役は、あまりそういう活動をしていなかった素人からの娘ってことで、そこがすごく違うところなので、自然な感じを出せるよう頑張っていきたいと思います。」── 宮本佳林

ドラマの撮影期間および放送期間中、Juice=JuiceとNEXT YOUの活動が並行して行なわれることについて、金澤は、「私はこのメンバーの中でも、特に演技経験が少ないので、プレッシャーもあるし、上手く演じきれるか不安もあるんですけど、今のこの会見の時点でも、坂本波奈ちゃんと金澤朋子を行ったり来たりしないといけないのがすごく不思議な感覚で。これをもっともっと楽しめるようになったら、自分も楽になるのかなって。ドラマの撮影が始まるにつれて、波奈ちゃんにもなりながら、金澤朋子も上手く見せていけるように、みなさんにどっちも好きになってもらえるように頑張りたいなと思います。」と発言。宮崎も「私は影響されやすいタイプなので、るりかちゃんを考えると、Juice=Juiceの宮崎由加を忘れそうな気がするので、宮崎由加の部分をしっかり記憶して、るりかちゃんを自分の中で一生懸命考えていきたいな。あとやっぱりすごい不思議な気持ちなんですよ。自分もそうだし、ファンのみなさんも今はどっちなんだろうってちょっと悩む時もあるかもしれないんですけど、その不思議な感じも一緒に楽しんでいただけたらなって思います。」と、ともに“不思議な感覚”であることを話す。一方の高木は、「ドラマが始まったら、道を歩いている時に、“Juice=Juiceの高木紗友希ちゃんですか?”っていうより、“NEXT YOUの安達真由ちゃんですか?”って言われるのかな? とか、今からいろいろ想像してたりとか。そしたらなんて言おうかな? とか。“本当はJuice=Juiceですよ?”とか言ったらいいのかな、とか。自分の中でイメージしているんですけど、そこを楽しんで、ファンのみなさんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。」と、ドラマの放送開始となってからのイメージトレーニングまで行っているようである。

そんな、妄想も尽きないドラマ『武道館』。「このドラマが終わった頃にはどうなっていたいか?」という質問が飛ぶと、「人気者になっていたい」「電車に乗っているシーンで、“電車に乗らなくてもいいようになろう”っていう会話があって、私たちもこのドラマが終わった頃には電車に……は乗ると思うんですけど、マスクをして帽子をかぶってとかじゃないといけないくらいになれたらいいな。」などなど、無邪気な回答が飛び出す。そんな中で宮本は「この小説が『武道館』なんですけど、私たちは来年の秋までに武道館を目指しているので、実際にJuice=Juiceも目指しているし、NEXT YOUも目指しているということで、武道館目指して頑張りたいと思います。」と、物語とリアルを絡めた上での前向きな、アイドルとして100点なコメントを残した。

また、NEXT YOUでセンター堂垣内碧を演じるのが植村あかり。NEXT YOUがリアルの世界でも活動するということは、つまり、NEXT YOUがライブを行ったり、テレビに出演する際には、当然、彼女がセンターを務めることになる。センターの意気込みを訊ねられた植村は、「いやーえー、でもセンターってすごいプレッシャーがありまして。実は。もー、私の中でセンターのイメージは、もう本当に、本当に完璧なアイドルってイメージがあって。ペンライトとかも1番その娘の色が多くて…(他のメンバーは笑っている)…みたいなイメージがあるので、私としては今からヒヤヒヤもので。すごいプレッシャーなんですけど、やっぱりJuice=Juiceをもっともっと知ってもらいたいとも思うし、私のことももっともっと知ってもらうためにも、センターを任せられた以上は、センターをちゃんとやり切る気持ちで頑張りたいと思います。」と、今からすでにセンターとしての重圧をヒシヒシと感じている模様。しかしそんな植村について、金澤が、「すごい美人さんだし、スタイルも抜群だし、Juice=Juiceの誇れるメンバー。“あおいちゃん”のクールビューティを演じられるのは、植村あかりちゃんだけ。」と太鼓判を押せば、他のメンバーも大きく頷くのだった。
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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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