インターネット、音楽データをリアルタイムにリミックス「F-REX」発売、ボーカルや楽器の抽出も可能

インターネットは、音楽データをリアルタイムにリミックスできるVST/AUプラグインエフェクト「F-REX」のダウンロード販売を開始した。発売記念として、11月2日まで通常価格から30％ OFFの特別価格で提供される。

「F-REX」は、ユニークなりミックスが行えるインターネット開発によるVST/AU対応プラグインエフェクト。使用にはVST/AUに対応したホストアプリケーション（32ビット/64ビット対応）が必要だ。対応OSは、Windows 10、8/8.1、7、Vista（64ビット/32ビット）、Mac OS X（10.8～10.11 El Capitan）。

音楽データをリアルタイムに解析し、音量、周波数、定位の三要素をビジュアル表示。左右の定位と周波数の特定の領域をマウス操作で選択し、その領域のインサイド（内側）部分とアウトサイド（外側）部分を独立して、音量やパンポットを直感的に調整したり、搭載するコンプレッサーやリバーブを使いエフェクト処理が可能だ。


ボーカルや特定の楽器のキャンセルや抽出、定位の変更、ノイズのキャンセルが行えるのも注目。リミックス、マッシュアップの素材作りにも重宝するはずだ。なお、特定の定位にあるボーカルや楽器がステレオ効果により定位がはっきりしない場合など音楽データによっては得られる効果が異なる。まずは試用版でその効果をチェックしてほしい。

同種のアプリケーションとしてはローランドから「R-MIX」が発売されていたが、現在は販売終了となっている。