【イベントレポート】しょこたん＆さっちゃん、中野で猫のコスプレ披露。「一緒に紅白も出たい！」

10月31日、中野にて広域開催された＜中野文化祭2015～世界が中野に恋をする～＞内の中野サンプラザ前特設ステージにて、中川翔子と小林幸子のコラボユニット・しょこたん❤さっちゃん（読み：しょこたんだいすきさっちゃん）のスペシャルライブが開催された。

◆しょこたん❤さっちゃん画像

しょこたん❤さっちゃんは今週28日に新曲「無限∞ブランノワール」をリリースしたばかり。二人のライブ共演は10月11日のZepp DiverCity Tokyoでの中川翔子ソロライブ（小林がゲスト出演）から今回が2回目、そして最後の共演となった。


イベントは、しょこたんの「中野ブロードウェイ50周年名誉館長」任命式からスタート。しょこたんは中野生まれの“30年中野区民”という自他ともに認める中野好き。中野への愛が高じて、自身がBEAMSと共同プロデュースするファッションブランド“mmts”の店舗を中野ブロードウェイ3Fに出店している。さらに現在、中野ブロードウェイ入口には創立50周年を祝した「しょこたん❤さっちゃん」の記念看板も掲出されている。

任命式では、任命状をブロードウェイ理事長から受け取ると「中野で生まれて30年、これほど名誉なことはありません！　数々のカオスなヲタク文化を生み出してくれたこの中野ブロードウェイに感謝を伝えたいです！」と、意気込みを述べた。仕事で手にしたお金を中野でのヲタク買い物に費やすとともに「買ったものをおばあちゃんに中野で売られたこともありました。驚きです。循環しています」と勢い余ったエピソード披露には会場のファンから爆笑の声もあがっていた。

そんなしょこたんだが、スペシャルライブでは「空色デイズ」からの凛としたスタートで観客のボルテージを一気にあげ、集った人々を盛り上げながら「無限∞ブランノワール」のカップリング曲である「ネコブギー」「ちょべりGoodTime」を立て続けに披露。サンプラザ前が見事にしょこたん色に染め上がる。


そして3曲歌い終わったしょこたんが「続いてはこの方の登場です！みんなで一緒に呼び込みましょう！ラスボス様～！」と叫ぶと、会場には「千本桜」のイントロが流れ出し、迫力の歌声とともに、“ラスボス”小林幸子がステージに降臨。こぶしの効いた流石の歌唱力から生まれる「千本桜」の歌声に中野の人々も惜しみない喝采を浴びせた。大先輩・さっちゃんの登場に、しょこたんも「まさかラスボス様が中野の町に降臨するなんて！！末代まで続く伝説の夜です！！」と感動をあらわした。

ライブのラストは、これが最後の共演となるしょこたん❤さっちゃんとして「無限∞ブランノワール」を披露。サビの「無限に交差する」では、しょこたんはファンと一緒に扇子を「∞」の形にあおいで盛りあげ、さっちゃんは迫力の歌声でそれを後押しした。二人の声がサビで重なるハーモニーの力強さはまさに圧巻。ボルテージの高まりがステージに押し寄せる中、最後にしょこたんが「もうこのまま二人で紅白に出たい～！」と叫ぶと、小林幸子は優しく微笑んていた。


ライブ終了後の囲み取材では、ハロウィンということで、ともに敬愛する（そして飼ってもいる）大好きな猫の仮装で登場した2人。これが初のコスプレになった小林幸子は「最初、自分で自分の顔を見てむせてしまいました（笑）」と写真撮影時に語っていた。コスプレ実施は中川翔子からオファーしたのがきっかけで、小林幸子も「クセになっちゃうかも」と楽しそうな様子。2人が現場で共演する際、猫トークで盛り上がったこともあったそうだ。

報道陣からの「『無限∞ブランノワール』が好調ですね」という質問には、「デイリーでもベスト10入りして絶好調で嬉しいです」と中川翔子が答え、小林幸子も「物凄く評判が良くて嬉しい。機会があれば是非しょこたんとコラボしたい」と答えた。また、しょこたんのステージでの叫びをうけ「12月31日紅白でお2人揃ってもう一度歌われることを期待されてる声も多いのでは」という質問では、「夢と妄想は無限大！私としては紅白で一緒に歌いたい」と中川翔子が答えた。

二人はさらにその猫の仮装のまま、貴重なしょこたん❤さっちゃん3ショット撮影会に臨み、最後のファンとの交流を楽しんだ。


◆中川翔子 オフィシャルサイト
◆小林幸子 オフィシャルサイト