デイヴ・ムステイン「いまのラインナップで『キリング・イズ・マイ・ビジネス』を再レコーディングしたかった」

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残念ながら実現しなかったが、メガデスのデイヴ・ムステインは、現ラインナップで1985年にリリースしたデビュー・アルバム『Killing Is My Business... and Business Is Good!』をレコーディングし直したかったそうだ。

◆メガデス画像

現ラインナップとは、ムステイン(Vo)、デヴィッド・エレフソン(B)、キコ・ルーレイロ(G)、そして正式メンバーではないがクリス・アドラー(Dr)のこと。ファンはご存知のとおり、オリジナルは、ムステイン、エレフソン、クリス・ポーランド(G)、ガル・サミュエルソン(Dr)でレコーディングされた。

『Killing Is My Business... and Business Is Good!』は今年リリース30周年。ロシアで開かれた記者会見で、同アルバムがリイッシューされるとの噂について問われたムステインは、こう答えた。

「噂じゃない。30周年記念だ。リミックスしたいって人たちがいて…、俺はこの新しいラインナップで全てレコーディングし直すほうがいいんじゃないかって思った。ものすごくエキサイティングなことになる。でも、俺らニュー・アルバムを作っていたから…」

同席したアドラーは、メガデスの公演でもっと『Killing Is My Business... and Business Is Good!』の曲をプレイしたいと話し、お気に入りのトラックとして「The Skull Beneath The Skin」と「Looking Down The Cross」の2曲を挙げた。

メガデスは今週、ロシア公演を行い、モスクワ(11月4日)とサンクトペテルブルク(5日)でプレイした。来週にはアイルランド、UKでラム・オブ・ゴッドとのジョイント・ツアーをスタートする。アドラーが一人二役をこなす。

Ako Suzuki
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