実力派No.1セクシーアイドルグループ me-me*、2016年3月で活動終了を発表

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me-me* will disband in March 2016. Maika, leader of me-me*, announced it at tonight's concert.

セクシーダンス&ボーカルグループ me-me*(Maika、神咲詩織、佳苗るか、波多野結衣)の定期公演<me-me* Love Night vol.18>が、11月8日に南青山のFuture SEVENで開催され、リーダーのMaikaより2016年3月20日の定期公演をもってme-me*の全員卒業とグループとしての活動終了が発表された。

◆活動終了が発表された<me-me* Love Night vol.18>画像

2011年にMaika、成瀬心美、桜ここみ、神咲詩織、めぐりでグループを結成。メンバーの卒業と加入を繰り返しながらも、日々のハードなトレーニングと数々のステージ経験で着実にパフォーマンススキルを積み上げてきた彼女たち。2013年3月に波多野結衣、藤北彩香、佳苗るかが新メンバーとして加入し、活動を国内だけでなくアジア圏にまで拡大。同年8月には台湾のイベントに出演し、2014年にはフィリピンでのチャリティーイベントにも出演。2015年1月には台湾での単独公演を台北ATT 4 FUNにあるATT SHOW BOXにて開催して大成功を記録(ATT SHOW BOXは、AAAや和楽器バンドといった、国内だと日本武道館公演以上の動員力を持ったアーティストたちが台湾で単独公演を行なう際に使う会場)。また最近では、Showroomでのレギュラー番組もスタート。念願の1stアルバム制作をかけたクラウドファンディングでは、目標金額を開始後2時間で集めただけでなく、スタートから24時間かからずに支援金は100万円を突破と、国内外で高い人気を誇っている。

一方で、9月には藤北彩香がドクターストップによりグループを卒業し、迎えた今回が4人編成となって初めてのライブ。普段はトークイベント+ライブという2部構成を、そのいずれもライブへと変更し、“セクシーアイドルグループNo.1”と称されるパフォーマンススキルをこれでもかと見せつけていた(なお、この日の公演はニコニコ生放送でも生配信された)。

もっとも、2部になってもメンバーの表情には若干の固さが見られたし、観ている側にも伝わってくるほどに、いつも以上にパフォーマンスに気合いが入っていた。ただ、それは4人になって初のライブだから、と思っていたファンもいたかもしれない。もちろんそれもあったのだが……。

発表は、アンコールで行なわれた。これまでのライブでは、アンコールでまず1曲歌うというパターンが多かったのだが、今回はMCから。これまでのMCパートよりも若干落とされた、落ち着いた照明の中で、最初に2016年3月まで全3回を予定している定期公演の通しチケット(限定50セットのプレミアムチケット。me-me*パス付き)を用意したこと、物販のところで予約を受け付けていることを明かす。

さらにここでMaikaは、会場の多くが予想していなかったであろう言葉を放つことになる。

「そして、この3回のライブをもちまして、私たちme-me*は、卒業いたします。」

突然の卒業・グループ活動終了の発表。あまりのことに、集まった観客は誰もが絶句。微動だにせず茫然自失といったほうがいいのかもしれない。Maikaは、そんなファンに、今回のスペシャルチケットが用意された経緯、つまりこの卒業発表を受けて、残り3回の公演(特に3月のラストライブ)のチケットがいつもme-me*を応援し続けてくれている人たちの手に渡りきらない状態になるかもしれないことを危惧し、これを避けるために用意したものであることを説明した(なお、本スペシャルチケットは会場先行予約で、Web上では12月からの販売となる)。

「みなさんいろいろな思いがあるとは思いますが、あと4ヶ月。me-me*を支えてください。よろしくお願いします。」

そう頭を下げた4人に送られる温かい拍手と、流れてきたピアノのイントロ。そして<君に出逢えて強くなれたんだ ありがとう ありがとう>のフレーズ。「ありがとう ~Dream Box~」を歌いあげるメンバーを、こみ上げてきそうになる感情が襲い、そして微かに声を震わせる。それでも彼女たちは歌手として、決して涙で声を詰まらせることなく、ちゃんと歌で感謝の気持ちを伝える。さらにこの日のラストソングとなった「負けないで」では、いつものme-me*の笑顔へと戻り、観客と一体になったライブを展開した。

「今、11月。私たちが卒業するのが、3月。ということで、オフ会が1回、ライブが3回あります。対バンとか入ってくる可能性もめっちゃあるかもしれないから、まだまだ会いにきてもらえると思うんですけど。私は、神咲詩織といえばme-me*という、自分でもそう思えるくらいme-me*漬けでこのお仕事をやってきたので、me-me*の神咲詩織でなくなるというのはすごく寂しいんです。けど、そうですね。すごく、me-me*にいれたこと、me-me*でできたこと、あと、me-mer*さんがいてくれたこと。いろんなことありましたけど、そのすべてに本当に感謝をしています。本当にありがたかったことしかないなって。そう思います。なので、ぜひ3月、一緒に笑顔で卒業を迎えられたらいいなと思います。」── 神咲詩織

「私は、me-me*に入って変われたことがすごくあったので。こうして立っていることがすごく嬉しいんですけど、残り、ライブは3回。3月に卒業ということで、あの、思い出もたくさんあるので、や、乗り越えてきたこともすごいいっぱいあるので、その集大成というか、最後までまだまだみなさんと一緒に頑張っていきたいので、よろしくお願いします。」── 佳苗るか

「えっと、泣かないと決めていたのに、「ありがとう」歌っている時に泣いちゃいました。いろいろ思い返して。途中から2期生として入って、まあ、ほかにメンバーもいたんですが、みんな辞めていっちゃって。今までずっとme-mer*のみなさんだったり、ファンのみなさんだったり、me-me*を応援してくれたみなさん、もちろんメンバーにもすごくたくさんご迷惑をお掛けしたと思うんですが……また泣いちゃう……ですが、本当に、みんなには感謝でいっぱいで。卒業は3月なので、時間はまだあります。なので、来れない方にも来てほしいし、やっときてくれた方にも来てほしいし、今まで応援してくれた方にも最後まで見届けてほしいなって思います。ただ、卒業してもme-me*はme-me*なんで、それぞれ個々に頑張っていきたいと思いますし、me-me*のファンの皆さまにも、それぞれのメンバーを応援していただきたいと思います。私ももちろん、みんなを応援しています。なので、卒業はありますが、末永くみんなをよろしくお願いいたします。」── 波多野結衣

「me-me*はこれまで、たくさんのメンバーを見送ってきて、そのたびに、me-mer*さんの涙を私たちは見てきました。だからこそ、早めに発表したいと事務所にわがままを言わせていただきました。まだme-me*のライブに来たことがない方、いつか行きたいと言ってくださっている方、今もちろんここにいてくださる皆さん、久しぶりにme-me*を観に行こうかなっていう皆さん、その皆さんが「あと3回しかないなら行こうかな」って思ってもらえるように、私たちも、me-mer*さんもみんなが後悔がないように、早めに発表させていただきました。ひとつひとつの思い出をもっと増やしていきましょう。今日は本当にありがとうございました。」── Maika

なお、終演後、メンバーはそれぞれTwitterやブログなどを更新。今回の卒業は夏頃にスタッフを交えて話し合って決めたことであることを明かすとともに、3月20日のラストライブに向けて「たくさんの思い出を作りましょう☆」と呼びかけている。


今後のme-me*のイベントは、12月にはクリスマスオフ会を南青山のFuture SEVENで実施。2016年1月にはme-me*最後のオリジナル曲の発表(および1月17日の定期公演)、2月14日にはバレンタインイベントを含めた定期公演、そして3月20日には卒業イベントが行なわれる。またこれとは別に1stアルバムのリリースも予定されている。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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