イーグルス・オブ・デス・メタルの公演、仏テロの標的に

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金曜日(11月13日)、フランス、パリで行われたイーグルス・オブ・デス・メタルの公演が、同市内で起きた連続襲撃事件に巻き込まれた。バンドがパフォーマンス中、数人の男が銃を乱射。メンバーは全員、無事だったが、会場にいた100人以上の人たちが亡くなった。

◆イーグルス・オブ・デス・メタル画像

『The Washington Post』によると、ドラムのJulian Dorioは家族に電話を入れ、「6曲目くらいをプレイしていたころで機関銃の発射音を聞いた。バンドの音より大きなものだった」「逃げる際、男たちが乱射するのを見た」と話したという。

バンドはFacebookに、「現在、バンドとクルー全員の安否と所在を確認中。この悲惨な出来事に巻き込まれた人々のために祈っている」とのコメントを発表。その後、スタッフの1人が死亡、1人が負傷したとも伝えられている。

1,500人を収容する会場Bataclanでの公演はソールド・アウトだった。観客数十人が一時人質に取られ、警察の特殊部隊が突入し、犯人2人を射殺した。

この夜、パリでは複数の場所で銃撃や爆発があり、120人以上が亡くなった。1つのところに大勢の人々が集まるコンサート会場で最も多くの犠牲者が出てしまった。

この連続襲撃事件については、一夜明けた土曜日(11月14日)、イスラム過激派集団、イスラム国が犯行声明を出した。

We are still currently trying to determine the safety and whereabouts of all our band and crew. Our thoughts are with all of the people involved in this tragic situation.

Posted by Eagles Of Death Metal on 2015年11月13日


Ako Suzuki
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