【ライブレポート】平井 堅、20周年ホールツアーファイナルで「僕が出来ることは今後も命をかけて歌うこと」

平井 堅が11月23日に、全国ツアー＜Ken Hirai 20th Anniversary Live Tour 2015＞のファイナル公演を沖縄コンベンションセンターにて行った。

◆平井 堅 ＜Ken Hirai 20th Anniversary Live Tour 2015＞ファイナル 沖縄コンベンションセンター ライブ画像

約4年ぶりにフルバンドを従えて敢行した本ツアーのファイナル公演。ライブ冒頭では「こんばんは平井 堅です！Ken Hirai 20th Anniversary Live Tour 2015へおこしいただきありがとうございます！9月4日から2ヶ月半、全24公演、本日ここ沖縄でファイナルでございます！今宵ファイナル、死ぬ気で歌います！最高の夜にしようぜ沖縄 Boys & Girls!!」と本ツアーの華々しい締めくくりを宣言。「瞳をとじて」「POP STAR」をはじめとした歴代のヒット曲の数々や近年、斬新なクリエイティブにトライして大きな話題を呼んだ「告白」、「ソレデモシタイ」など新旧の名曲を立て続けに披露し、終始会場を賑わせた。


ライブ中盤、“皆様のおかげで20周年！恩返しリクエストコーナー”と銘打たれたパートでは、ファンへの感謝の気持ちを込めて会場のお客さんからその場でリクエストされた楽曲を披露。これは本ツアーでのハイライトのひとつとなった。平井 堅はこのリクエストコーナーのためにデビュー以来発表してきた130曲以上にのぼる自身のオリジナル曲をツアー前に改めておさらい。自身の歩みを振り返りながら、このリクエストコーナーにのぞんできた甲斐もあり、ツアー全公演においてリクエストに応えた（各会場2曲ずつ）。リクエストを募る際には、1曲目はステージ上から平井 堅が投げるボールをキャッチしたお客さんがリクエスト、2曲目は2階席より上のお客さんにボールを届けるために特製のバズーカを用意し、お客さんに向けて打ち込む姿も見どころのひとつとなった。



ライブの終盤に平井 堅は、「どうもありがとう。本当に皆さんのおかげで最高の気持ちでステージに立てています。やっぱり歌っていうのは見えないところで作るものだけど、こうして目の前で聴いてくれる人がいて完結するものだと思います。僕が出来ることは今後も命をかけて歌うこと、一人一人の人生に寄り添える歌を歌える歌手になってまたこのステージに帰って来たいと思います。」と、ファンに向けて20周年の感謝の気持ちと歌手としての思いを告げる。そして彼のライブでは欠かせない「Love Love Love」を披露して本編を締めくくった。


本編終了後も鳴りやまぬ拍手に応えて再びステージに姿を現したアンコールのラストでは「Gaining Through Losing」を。最後は会場全体の大合唱に包まれ、平井 堅の20周年ホールツアーは幕を閉じた。今後も続く平井堅 の20周年イヤーでは、12月23日と24日に横浜アリーナで恒例のクリスマスライブ＜Ken Hirai 20th Anniversary　Ken's Bar X'mas Special !!＞の開催が発表されている。