バステッドのチャーリー「脱退していなかったら酒と薬に走っていたかも」

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再結成を発表したバステッドのチャーリー・シンプソンが、11年前バンドを脱退した理由を語った。音楽的な方向性の違いやアイドル視されることに違和感もあったのだろう。これ以上続けていたら、自分はだめになると思ったそうだ。

◆チャーリー・シンプソン画像

チャーリーは『Kerrang!』誌のインタビューでこう語った。「鬱になるギリギリのとこだった。酒やドラッグに走るんじゃないかって心配していた」「マットやジェイムスとは何の関係もない。ただ僕は、ファイトスターをやらなきゃいけなかったんだ」

バステッドに戻るのはお金のためじゃないかと言う人もいるが、それだったらマクバステッドに参加していたと一蹴し、「彼らとまた音楽を作ることにワクワクしているんだ。だから、ここにいる。胸に手を当て、“楽しみにしていないのなら、バステッドには戻っていない”って言える」と話した。

再結成は、時間をかけ自然な流れで決まったことだという。「3年位前、マットとジェイムスが僕の家に遊びに来たんだ。“ちょっと行っていいかな?”って電話をもらった。もう何年も連絡取ってなかったんだけどね。そのとき、バステッドをもう一度やりたいって言われたんだ。でも、僕の中ではまだ、僕は二度とやりたくないって思いがあった。でも、これって重要なんだけど、(久しぶりに再会して)すごく、すごく楽しかったんだよ」

「それから連絡を取り合うようになって、自分が考えていたのと違うって思い始めたんだ。僕らには距離があり過ぎるって思ってた。でも、僕らの間には何かあった。それは間違いない」

ファンを驚喜させたバステッドの再結成ツアーは2016年5月に行われる。過去への回帰ではなく第二幕のスタート。ニュー・アルバムもリリースされる。


Ako Suzuki
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