ノエル・ギャラガー「パリ同時多発テロの後、音楽はもっと特別になった」

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ノエル・ギャラガーは、音楽を作ることに新たな意義を見出したようだ。パリ同時多発テロがあった後、音楽の存在はより特別なものになったと語った。

◆ノエル・ギャラガー画像

ノエルはオーストラリアの音楽サイトMusicfeeds.comのインタビューで、「バンドを始めたころといまでは、音楽を作ったりパフォーマンスする上でのモチベーションは変わったか?」と問われると、こう答えた。

「俺は理想に燃えた若者じゃなかった。世界を変えたいなんて思っていなかった。ただソングライティングの才覚があっただけだ。でも、レコード契約を結んだとき、何かが変わったんだ。1番になりたいって思った。それで最大級のバンドになり、1番になったとき、そのモチベーションは無くなったようなもんだ。自分たちを証明できたって思った」

では、もう証明すべきことはないのかと質問されると、こう話し始めた。

「U2やザ・ローリング・ストーンズみたいなバンドを見てみろ。彼らはずっとやり続けている。みんないつも、“彼らはなんでやってるんだ? 金は必要ないだろう!”って訊くだろ。好きだからやっているんだよ。昨日作られなかった曲が今日作られる。そして、どこかで誰かにより歌われ、スタジアムにいる何万人もが一緒に歌うんだ。それ自体、本当にスペシャルなことだ」

「最近、パリで起きたことを踏まえると、それはもっと特別なことになった。あのくそアニマル野郎どもは俺らからそれを奪おうとしている。あいつらはミュージシャンを憎んでいる。女性を憎み、音楽を憎んでいる。俺が愛していること全てだ。抗議する、反撃するためにもっと音楽を世界に出す。それがより重要なことになった。俺はそう見てるよ」

多くのミュージシャン同様、彼もテロに屈するつもりはない。

Ako Suzuki
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