【冬だ一番MAX祭り! その8】「Shinin' on - Shinin' love」MVは撮り直しに。「NANAさんのヘアで(笑)」

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デビュー20周年を迎えるMAXが、12月23日に3枚組全45曲入りというボリュームのベスト盤『MAXIMUM PERFECT BEST』をリリースする。ということで、MAXの歴史を本人たちに思う存分語ってもらうこの企画『冬だ一番MAX祭り!』。今回は「Shinin' on - Shinin' love」。

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(8)「Shinin' on - Shinin' love」:1997年10月29日発売

── 8枚目「Shinin' on - Shinin' love」のリリースです。

MINA:どんどんキーが高くなってきて、最初のワンフレーズがめちゃくちゃ高い。こだわりが出てきたんでしょうね。もうトラックダウンだって言われてるのに、どうしても録り直したいって、わがままを言い出して(笑)、その当日のスタジオに押しかけて歌わせてくれって行ったのを覚えています。

LINA:作り手側も見る側もどんどんレベルアップを求められて。周りにいたスタッフの人たちも楽しんでやってくれていたから、どんどんアイデアをくれてこういうのを踊ったほうがいいとか、こういうのを見てみたいなっていう、周りからのアイデアもどんどん増えてきて。

(当時のテレビ出演の録画を見ながら)

NANA:私この髪型ダメだな。すごくワイルドにしてて、パーマの時だ。本当だ、大人の言うことは本当ですよ(笑)。

MINA:録り直しになったんです! ミュージックビデオが。NANAさんのヘアで(笑)。

NANA:まさかあんなに予算をかけて作ったミュージックビデオがNGになるなんて! 一回出来上がったんですよ!?


── この頃ってCDが何十万枚売れるっていう時代ですよね。

MINA:音楽バブルですよ。

LINA:普通に海外で撮影するのが当たり前だったし。

MINA:エネルギーというか勢いみたいなのはありましたよね。考えてなんとかしてっていうより、とりあえずやってみようっていう、いい意味でのパワーはありましたね。

NANA:たくさんの人たちのパワーは作品に出てるなって思います。全員がそれくらいのパワーがあったので、意見をぶつけあって、一つの出来上がったエネルギーは……(ビデオの歌詞に合わせて)「ハリケーン!」ってやるよね(笑)!

LINA:攻めてたよね。最初の頃は攻めて攻めて、後でどうにかなるくらいの感じで愛情を注いでくれたから、見てて気持ちいいよね。

NANA:この間奏はいっぱい練習しました。意外に踊るし、マイクチェンジとか細かいテクニックがたくさんあって。

LINA:振り付けの先生が出来ないって言わせないんですよ。弱音も吐けなかった頃です。

MINA:今の時代はいいところもあれば、もうちょっとこうだったらいいのになって思うこともありますね。全然まだまだ頑張れるよって思える。

LINA:今でもこういうグループいなくない? みんな可愛い感じでね。

MINA:難しいのかな。目標とするグループは? って聞かれることも多かったんですけど、日本にいなかった分、自分たちで開拓して歩いてきましたよね。

NANA:この後にいろんなグループ出てきたりしたんですけど、面白かったですね。私たちも刺激されながら私たちはもっと違うことをやっていこうと思ってましたね。

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MAXは、12月23日にはお台場ビーナスフォート、12月24日はタワーレコード渋谷店、12月26日にはレイクタウン越谷にて、MAXベストアルバム『MAXIMUM PERFECT BEST』発売記念イベント(ミニライブ&握手会)を開催する。


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