【レポート】編集長!わたし、イヤモニが欲しいです!(型番~デザイン編)

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この記事は、カスタムIEMに関してド素人のBARKS編集部員(♀)によるオリジナルイヤホン作成記だ。どうしてイヤホンを作ろうと思い立ったのかから、完成して手元に届くまでの一部始終をレポートにしてお届けする。

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電車に乗っているとき、音楽を聴きたくても我慢している。なぜなら手持ちのイヤホンだと音量を上げざるを得ないからだ。“ちゃんと聴こえる”というレベルまでもっていくと、普段の数倍の音量になってしまうし、そんな音量で聴き続けたら難聴まっしぐら。遮音性のあるものが欲しいけど、どんなものを買おうか…と悩んでいたら、耳型をとってそこからオリジナルイヤホンを作る様子をテレビで見た。どうやら外部の音が全く聴こえていないようで、これだ!と思い立った。

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以前BARKSでは、飯田里穂さんのイヤホン作成レポートを掲載していて気になってはいたのだけど、一般人が作れるの?どんな種類があるの?と疑問だらけ。ひとまず、イヤホンに関してド素人のわたしはこれまでに数多くのイヤホンレビューを手掛けてきた我らが烏丸編集長に相談をしてみることにした。

「イヤホンが欲しいです!」と唐突に話を始めたわたしに対して編集長は、「はまっちゃうとやばいよ」とイヤホンについて熱く語ったあと「まずは試聴してきなさい」と一言。早速、東京・秋葉原にあるe☆イヤホンカスタムIEM専門店に足を運んだ。


妙な緊張とともに店内に入ると、イヤホンや関連グッズがずらり。「店頭ではとにかく種類が多く、手当たり次第に試聴すると迷路に迷いこむので、ブランドを絞って試聴してそこで気に入ったものを元にお店の人からアドバイスを受けると良い。まずはカナルワークスあたりで聴き込むのがいいんじゃない?」と編集長から事前に助言をもらっていたので、カナルワークスのものを全て出してもらった。この中から好きな音を見つけることができるだろうか…?そわそわしながら試聴をスタートした。

一番よく聴くジャンルのものから試そうと思い、男性ボーカルバンドの曲でチェック。それから、女性ボーカル・ボーカロイド、バンド・ソロ、激しめ・バラードなどなど、様々な曲で聴き比べてみた。全11種類のイヤホンを試して気に入ったのがCW-L10、CW-L12、CW-L32Vの3つ。CW-L10はちょっと低域が強いかな?CW-L12は高域が少し削れたらいいな。CW-L32Vは中域が強い、高域の感じは好き。

続いてこの3つに似ているものを聴きたいとお願いしたところ、Ultimate EarsのUE7Pro、FitEarのAyaをおすすめされたのでチェック。両方とも高域が強い…うーん…。それから、もう少し柔らかめのものとしてHEIR AUDIOのHeir 4.A SとHeir 5.Aを聴いてみたのだけど、どうにもしっくりこない。やはり最初の3つから選ぶことにした。2時間以上試聴を続けて耳が疲れてしまったので、今回はここまでにして編集長に報告。後日、その結果を元に最終確認をしてから型番を決定することとなった。

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