JH Audioより、名機テンプロを髣髴とさせるTriFi(トリファイ)誕生

ポスト

現在のイヤホンブームの魁となるかつての名機Ultimate Ears Triple.Fi 10(アルティメット・イヤーズ トリプルファイテン:通称テンプロ)の誕生10週年を記念し、特別なイヤホンが誕生した。TriFi(トリファイ)と名づけられたイヤホンだ。

◆TriFi(トリファイ)画像

TriFi(トリファイ)は、JH Audio(Jerry Harvey Audio)の新製品で、日本限定モデルとして日本市場向けに1000台限定にて61,600円前後(予定)で発売となる。




名機テンプロは、今では全てディスコンとなっており市場には存在しない。今もなお人気のため中古でもほとんど出回ることもない。テンプロは2005年、Ultimate Earsからフラッグシップの高級イヤホンとして誕生した。開発したのはUltimate Earsでイヤモニを開発していたエンジニア:ジェリー・ハーヴィーである。会社のプロダクトというよりもデスクの中に忍ばせながら個人で勝手に開発したイヤホンで、その完成度の高さから、正式に商品として世に生を受けたイヤホンだった。

その後ジェリー・ハーヴィーはUltimate Earsを売却し、自らの名前を関したJerry HarveyJH Audio(Jerry Harvey Audio)を創立し今に至る。今もなお「カスタムIEM界の神」と謳われる第一人者でもある。そんな彼の開発によるTriFiであればこそ、大いなる注目を集めるイヤホンなのだ。

TriFiは、JH Audioで培ってきた技術や思想を踏襲し、このTriFiを開発する為だけにBAドライバーを再設計しているという。最新のFreqphase テクノロジーが搭載されており、3ドライバーとは思えないサウンドに仕上がっているとか。

シェル(筐体)にはブルーパール・カラーが使われており、フェイスプレートにはマザーパールのフェイスプレートが使用されている。フェイスプレート上のアートワークにはJH AudioのロゴにもなっているFlyingGirlとモデル名「TriFi」が記されている。

●TriFi(トリファイ)

2016 年1月末~2月中旬発売
メーカー希望小売価格(税別):61,600 円前後(予定)
ドライバー:独自開発のバランスド・アーマチュア型(BA型)
ドライバー構成:3ドライバー Low×1、Mid×1High×1
クロスオーバー:3 ウェイ・クロスオーバー
採用独自技術:FreqPhase Technology
入力端子:3.5mm ミニ端子
出力端子:2pin 端子






この記事をポスト

この記事の関連情報