【インタビュー】OLDCODEX、“成長痛”にとことん向き合った最新シングル「Aching Horns」

ポスト

──それとカップリングに収録されている「Reminder」は昨年の<OZZFEST JAPAN>に出演したときにいちばん最初に演奏した曲だとか。

Ta_2:そう。その時点ではまだ誰も聴いたことがない新曲だった。「Reminder」はイントロダクションでYORKE.が絵を描くっていうのを想定して制作した曲で、作曲者のebaに「“これがOLDCODEXでしょ!”って思う曲を俺たちに作ってくれ」っていう話をしたんだよね。「ebaが本当はOLDCODEXでこういうことがやりたいっていうことを全部、出して」って。ライヴペインティングを意識した曲でもある。

──だからイントロダクションが1分以上あるんですね。ローボイスで歌うインダストリアルな曲でもありますが、リリックは怒りをぶつけた感じですか?

YORKE.:ライヴでまずキャンバスに自分の想いをぶつけるって考えてたら、ナイン・インチ・ネイルズみたいな世界観に浸っていって「俺、暗いな。闇、抱えてるな」って(笑)。

──ナインインチはわかるような気がします。

YORKE.:でも、それで終わらせたくなかったから、少しポジティブな要素もプラスした感じ。


▲「Aching Horns」通常盤

──この曲から間髪入れずに移行するヘヴィロック「Get Up To Go」がいいんですよね。繰り返すギターリフ、グルーヴするベース、パワフルなドラムが痛快で。

Ta_2:今回のシングルの中でいちばん最初に作った曲。「これは絶対イケるな」と思ってた。リフ一発のカッコ良さからバンドがインして力強くなっていくイメージ。絵もバンドも全て見える曲を作りたかった。

YORKE.:タイトルの“行くために起き上がる”っていうのは横たわっていたのがスローなスピードで起き上がっていくイメージ。今日の俺らみたいな感じだよね。夜中まで飲んでて眠いんだけど、行かなきゃって(笑)。目的があるから動き出して、その焦点がだんだんクリアになっていくイメージ。だから、最後に英詞で“もう動き出す時なんだ。そうだろ?”って書いたんだけど、Bメロの“微睡む視界遮った ただの快楽に浸って”っていうところが気に入っていてタイトルに繋がっていった。

──背を向けても逃げても自分が行くべきところは自分がいちばん知ってるだろっていうメッセージが感じられました。

YORKE.:そう。行くしかないっていう。

──ヴォーカルもシャウト気味でイキきってますね。

Ta_2:この曲はシャウトは思いきり行ってウィスパーだったりコーラスを印象的な言葉のところだけに入れているのが珍しい。さっきYORKE.が言った歌詞の部分だったりとか。ハードに歌うだけじゃなくて、どこかまとわりつくようなエロティックな感じにしたくて、そういうコーラスを入れてますね。

──ライヴで盛り上がりそうなナンバーですね。

YORKE.:ライブハウスの照明とかにめっちゃ合いそうだね。

Ta_2:そうだね。ずっと赤い照明とかね。

■2回目の武道館だから、もっと制圧できればいいなって。(YORKE.)
■俺がYORKE.に言うのは「天井まで絵があるとカッコいいんだよね」って(笑)。(Ta_2)




──では、最後に2月10、11日に行われる日本武道館2デイズについてBARKS読者にメッセージをお願いします。まずタイトルの<”Veni Vidi” in BUDOKAN>に込めた意味は?

YORKE.:これはローマの将軍が戦に勝ったことを伝えるために言った“Veni Vidi Vici”(来た 見た 勝ったの意味)っていう有名な言葉からとったんだけど、武道館にまた立って未来を探したいなという想いを込めて付けた。古くから伝えられているトラディショナルな言葉を借りて武道館をローマに見立てたんだけど、昨年立った武道館にもう1度立って、その先に何が見えるのか感じたい。”勝った“とまでは言いきれないから、“Veni Vidi”までで許してねっていう(笑)。

Ta_2:昨年に引き続き、もう1回武道館に立てるので新たなアプローチをいろいろ考えているし、ライブハウスとは違う見せ方をして、同時にいつもの自分たちも存分に見せられるように。アンバランスなところをバランスよくみんなに見せられたらいいなと思うし、初めて見に来る人たちもたくさんいると思うから、ソイツらの心を掴みに行きたいと思ってますね。

YORKE.:2回目の武道館だから、もっと制圧できればいいなって。1回立って見えたことをぶつけて会場を味方につけて。

──2015年の武道館は歴代の絵をセット代わりにした見せ方も新鮮でした。

YORKE.:あれは今までの作品をコラージュしたから、制作自体はそんなに大変じゃなかったんだよね。今回はやばいよね。って、こういうこと言いながらもうザワザワしてる(笑)。

Ta_2:毎回、打ち合わせするとき俺がYORKE.に言うのは「天井まで絵があるとカッコいいんだよね」って(笑)。

YORKE.:そういうときは「オブジェとかは?」って逃げる(笑)。あれ、前回の武道館はいい景色だったね。自分でもこんなセット見たことなかったよ。

──今年も期待してます。

YORKE.:プレッシャーだな(笑)。でも、未来に向けての話って後で振り返って読むと恥ずかしいので、とにかく見に来てほしい。「OLDCODEXのインタビュー、ちょっと読んでみようかな」と思って最後まで読んでしまったキミも、是非待ってるよ。それぐらいのテンションで来る人も後悔させないぜって。そういうライヴにしたいと思います。

取材・文◎山本弘子

<OLDCODEX "Veni Vidi" in Budokan 2016>

【会場】日本武道館
【開催日時】
2016年2月10日(水) OPEN 17:30/START 18:30
2016年2月11日(木・祝) OPEN 15:00/START 16:00
【料金】指定席 7,000円(税込) ※3歳以上有料
info : H.I.P. 03-3475-9999

※2016年1月16日(土)AM10:00より一般発売開始!

12th Single「Aching Horns」

2015年12月16日発売
『映画 ハイ☆スピード! Free! Starting Days-』主題歌
通常盤 LACM-14432 / ¥1,300(税抜価格)
CD
1.Aching Horns 作詞 : YORKE. 作曲 : Ta_2 編曲 : 小山 寿
2.Reminder 作詞 : YORKE. 作曲・編曲 : eba
3.Get Up To Go 作詞 : YORKE. 作曲 : Ta_2 編曲 : eba

初回限定盤 LACM-34432 / ¥1,800(税抜価格)
CD
1.Aching Horns 作詞 : YORKE. 作曲 : Ta_2 編曲 : 小山 寿
2.Reminder  作詞 : YORKE. 作曲・編曲 : eba
3.Get Up To Go 作詞 : YORKE. 作曲 : Ta_2 編曲 : eba

DVD※初回限定盤のみ
1.Aching Horns (Music Video)
2.Making of “Aching Horns” Music Video

アニメ盤 LACM-14433 / ¥1,200(税抜価格)
CD
1.Aching Horns 作詞 : YORKE. 作曲 : Ta_2 編曲 : 小山 寿
2.Get Up To Go
3.Aching Horns (Instrumental)

◆OLDCODEX オフィシャルサイト

◆インタビュー(1)へ戻る
この記事をポスト

この記事の関連情報