デビュー20周年を迎えるMAXが、12月23日に3枚組全45曲入りというボリュームのベスト盤『MAXIMUM PERFECT BEST』をリリースした。ということで、MAXの歴史を本人たちに思う存分語ってもらうこの企画『冬だ一番MAX祭り!』。今回は「Be With You」。

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(27)Be With You:2004年6月30日 発売

── 次はクラブサウンドになった「Be With You」です。

NANA:MAXってユーロビートから来ているので、どちらかと言うとアメリカよりもヨーロッパ寄りなんです。それでもう一度ヨーロッパ寄りで、ちょっと大人っぽい感じのダンスミュージックが聴きたいねっていうことになって、少し攻めではなく落ち着いた女性の感じを出してみました。

── 体全体を使ったダンスというよりは、手振りが多くなっていますね。



NANA:みんなと一緒に踊れるようにという意図があるんです。

LINA:ボーカル面では新しい一面を引き出してもらった曲でした。キーも高くないし、声を張るというよりも問いかけるような歌い方でレコーディングをしました。ふわっと丸みのあるような、やさしくやさしくという感じで、こういう歌い方はしたことがなかったんです。

NANA:REINAの歌は柔らかいタイプなんですけど、この曲はりっちゃんのボーカルが立ってきたかなという感じがします。だから私もできるだけ近づけようと思ってましたね。今聴くと、その時その時の全力が感じられて、なんかいいですね(笑)。

LINA:どの歌を歌っても、“自分”が全面に出るボーカルが多かったんですけど、楽曲によっていろいろ歌い分けることを学び始めたというか。

── 歌を学ぶというのは新しい先生の指導を受けるようになったということですか。

LINA:AKIちゃんが入ってきていたことで、自分もボーカル面でリードしていきたいと思うようになったので、この時代はちゃんとボイストレーニングにも通いました(笑)。

── これまではあまりトレーニングをしてこなかったんですか?

LINA:もちろん通ってはいましたけど、もっと歌に対するビジョンが強くなったんです。レッスンに行って発声練習をするというよりも、こういう歌があるからこう歌いたい、じゃあこういう歌い方も挑戦していこう、というようにトレーニングに対してそれまでよりもっと想いが深くなったんですよ。

NANA:この時期は、りっちゃんがメキメキと歌がうまくなってきたんだよね。だから同じ先生のところに私も行きました(笑)。

LINA:いいこと!

── カップリング曲の「Don't Lose Yourself」はディスコナンバーで、クラブ系な一枚になりましたね。

NANA:ああ、あれ好き!

LINA:ちょっとドスの効いた感じで歌ってね。

NANA:ちょっとビッチ感があるんだよね(笑)。ストリートダンス系の振り付けを取り入れて、クラブが合いそうな曲になっていて、新境地でした。

LINA:最近歌ってないね。歌いたいな。

MINA:私は一回も歌ったことがない。

NANA:ミッシー・エリオット的なイメージでね。踊ってる時はそういうイメージでやってましたね。AKIちゃんも洋楽が好きだったから、ライブで洋楽のカバーをすることが多くなってきた頃ですね。

LINA:いろんな曲に挑戦したよね。楽しんでた。