プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが、デヴィッド・ボウイと交した最後の会話について語った。ボウイは亡くなる間際まで、『★(Blackstar)』に次ぐニュー・アルバムの制作を考えていたという。

◆デヴィッド・ボウイ画像

ヴィスコンティは、ボウイが永眠する1週間ほど前に彼から電話(FaceTime)をもらい、もう1枚アルバムを作りたいと言われたそうだ。ボウイは11月に末期がんだと知らされたが、彼もヴィスコンティも、まだ時間はあると考えていたという。

ヴィスコンティは、「彼はあの最期の時点で、ブラックスターの次作を計画していた」と『Rolling Stone』誌に語った。「僕は、嬉しかったよ。僕も、そして彼も、少なくともあと数ヶ月はあるって思っていたんだ。新作をやるって張り切っていたのなら、当然のこと、彼はあと数ヶ月は残されているって思っていたに違いない」

「だから、最後は突然だったんだと思う。僕は詳しいことは知らない。正確なことはわからないが、あの電話の後、彼は急に具合が悪くなったんだと思う」

ヴィスコンティは1年前、『★』のレコーディング・セッション中に、ボウイから癌だと告知されたそうだ。ヴィスコンティは動揺したが、その時は化学療法の経過が良好で、ボウイは楽観的であり、さらに2015年半ばには寛解との結果も出たという。しかし、病魔はすぐに再発し、11月の時点で全身に広がっていたそうだ。

ヴィスコンティいわく、ボウイはそんな状態にありながら、「本当に勇敢で精神的に強かった。癌を患っている人とは思えないエネルギーだった。恐れを見せたことはなかった」という。

ヴィスコンティがボウイからの「お別れの贈り物」と呼ぶ『★(Blackstar)』は、デヴィッド・ボウイの69歳の誕生日(1月8日)、彼が亡くなるわずか2日前にリリースされた。

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Posted by David Bowie on 2015年12月15日


Ako Suzuki