「自分のデビュー20周年までに集大成になるようなアルバムを完成させたい」という2011年の約束を果たすべく、1月20日に6年ぶりのオリジナルアルバム『THE LAST』を発表するスガ シカオ。そのニューアルバムに、作家・村上春樹のライナーノートが掲載されていることが明らかとなった。村上春樹が日本のアーティストの作品にライナーを寄せるのは初となる。

スガはかねてより村上の小説の大ファンであることを公言。一方、村上も2005年に出版された音楽評論集『意味がなければスイングはない』(文春文庫)にて「かなり特徴的な「文体」である。」「微妙なごつごつさや細かいツノの立ち具合、エラの張り具合が、なんといってもこの人の歌詞の持ち味なのだ。」とスガの書いた歌詞を評価。また長編小説『アフターダーク』(講談社)では、スガの曲「バクダンジュース」を登場させるなど、かねてよりスガ シカオの音楽に注目していたことから、両者の親交はスタートした。

そして今回、ニューアルバムを制作するにあたり、「自身の集大成となる作品の解説を村上さんにぜひお願いしたい!」というスガの強い要望によりライナー執筆をオファーしたところ、村上も快諾。『「うまく呑み込めない気持ちのカタマリのように」スガ シカオの新しいアルバムのためのライナーノート』と題された解説文には、スガ シカオの音楽への特筆性や想い、ニューアルバム『THE LAST』収録曲の解説などが約3000字にわたり記されている。

またこの発表にあわせて、『THE LAST』の全曲試聴・歌詞公開がスタート。また、GYAO!では、「真夜中の虹」「あなたひとりだけ 幸せになることは 許されないのよ」2曲のミュージックビデオがフル公開。さらには、スガが出演するフジテレビ系『Love music』、日本テレビ系『バズリズム』が本日1月15日オンエアされる。