ベリー・トゥモロー、UKメタル・コアシーンを牽引する緩急自在のブレイクダウン

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ベリー・トゥモローの最新作『アースバウンド』が1月29日に世界同時発売される。絶叫グロウルとクリーン・ヴォーカルに緩急自在のブレイクダウンを融合したメロディックでドラマチックな展開は、まさに王道メタル・コアな作品だ。

◆ベリー・トゥモロー画像

2006年に結成されたベリー・トゥモローはライヴをメインとした活動を経てUKのインディ・レーベルBasick Recordsと契約、2009年にデビュー作『Portraits』発表した。メタル・コアの本場アメリカでも名門Artery Recordingsからアルバム・リリースを果たし、ATTACK ATTACK!、BREATHE CAROLINA、I SEE STARS、ASKING ALEXANDRIAらとの全米ツアーも成功させ全米進出を果たすなか、日本でも早くから注目を集め、CROSSFAITHらと<VERSUS TOUR 2010>に出演するためデビュー作のリリースのみで初来日も実現させている。

ダニエルの存在感ある絶叫ヴォーカルとジェイソンの男臭いソウルフルなヴォーカルの対比をメタルコアに取り入れた独特なスタイルを武器に、世界中に強固なファンベースを確立していくなかで、彼らは2012年にメロディを強化したセカンド・アルバム『The Union of Crowns』をヨーロッパ最大のメタル・インディーレーベル=Nuclear Blastから発表した。リードギタリストの交代劇を乗り越え完成させた、過去最高レベルの攻撃性をもつ2014年のサード・アルバム『Runes』では、UKロックチャートで見事1位を獲得、総合チャートでも34位という、このジャンルでは驚異的なチャートアクションをみせつけている。ここ日本でも注目が集まるなか、<Monster Energy Outburn Tour2015>にも抜擢され5年ぶりに来日、FACT、CRYSTAL LAKEと共にオーディエンスを圧倒するステージを東名阪で繰り広げた。



着実に、確実に成長と進化を遂げているベリー・トゥモローの4作目にあたる『アースバウンド』は、ヘヴィで緩急自在のブレイクダウンをきっちり取り入れたメタルコア・マナーに忠実なスタイルをブレることなく保有している。メロディックでドラマチックな展開と突進力で魅了する楽曲はメタルファン必聴の内容だ。「301」ではヘイトブリードのジェイミー・ジャスタがゲスト・ヴォーカルとして参加、熱い咆哮を聴かせている。

「過去3枚のアルバムは、今作につながる3部作のような位置にあって、今作こそがベリー・トゥモローのアルバムといえる。ファンが求めているもの、そして俺たちが求めるものがここにはあるんだ!」と、フロントマンのダニエルが語るように手ごたえ十分の内容だ。

Photo By Tom Barnes

【メンバー】
ダニエル・ウィンター・ベイツ(ヴォーカル)
ダヴィド・ウィンター・ベイツ(ベース)
ジェイソン・キャメロン(ヴォーカル/ギター)
アダム・ジャクソン(ドラムス)
クリスタン・ドーソン(ギター)

ベリー・トゥモロー『アースバウンド』


2016年1月29日発売
【通販限定CD+Tシャツ】5,000円+税
【通常盤CD】2,300円+税
1.ジ・エターナル
2.ラスト・ライト
3.アースバウンド
4.ザ・バーデン
5.セメタリー
6.レストレス&コールド
7.301
8.メモリーズ
9.フォー・アス
10.ブラッドライン
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