コルグnanoがパワーアップ、ワイヤレス接続対応MIDIコントローラー「nanoKEY Studio」&「nanoKONTROL Studio」

ツイート

コルグはApple Bluetooth LE MIDIに対応したUSB MIDIコントローラー「nanoKEY Studio」と「nanoKONTROL Studio」を3月下旬より発売する。

2015年に発表された「microKEY Air」(発売は2016年1月下旬予定)に続き、よりコンパクトな人気のnanoシリーズにワイヤレス接続に対応した「nano Studio」シリーズが登場。2機種がラインナップされる。「nanoKEY Studio」は、従来の「nanoKEY」+「nanoPAD」にさらにノブを追加、「nanoKONTROL Studio」は「nanoKOTROL」にジョグホイールやボタンを追加したような構成だ。

両機種ともA4サイズよりも小さくバッグに入れてカンタンに持ち運べるサイズが魅力。シンプルでスタイリッシュデザインに、ホワイトLEDによるライティングがアクセントとなっている。音楽制作ソフトやソフトウェア音源など、iOS、Mac/Windows用ソフトウェアもバンドルもうれしい。

注目はUSB接続に加え、Apple Bluetooth LE MIDIによるワイヤレス接続に対応すること(ワイヤレス接続時は単4形電池2本による電池駆動)。わずらわしいケーブルから開放されるだけでなく、徹底したチューニングにより低レイテンシーと高い安定性が実現しているのも見逃せない。ワイヤレス接続はiOS(iOS 8以降)、Mac(OS X 10.10 Yosemite 以降)、Windows 8.1以降(32bit/64bit)に対応。WindowsはBluetooth 4.0が必要で、KORG BLE-MIDI Driverを使用する。

■nanoKEY Studio


「nanoKEY Studio」は、キーボード、ノブ、トリガー・パッド、タッチ・パッドを搭載したモバイルMIDIキーボード。鍵盤はベロシティ対応の25鍵。キーが光るスケール・ガイド機能が音程に合ったオススメのキーを教えてくれるので、カンタンに演奏が可能。また、どのキーを弾いても音楽的なフレーズを生み出すイージー・スケール機能など、多彩な演奏モードを備える。

8個のトリガー・パッドもベロシティ対応で、ダイナミックなドラム演奏も表現可能。コード演奏モードでは、選んだキーとスケールに沿ってオススメのコードが自動アサインされるコード・スケール機能で、あっという間に曲の形を作ることができる。

指1本でソフトシンセをコントロールできるKAOSS譲りタッチ・パッドも搭載。リズム・パターン付きのアルペジエータを搭載し、パッドを触るだけのシンプルな操作で、次々に新しいフレーズを生み出せる。さらに8個のノブも備える。

■nanoKONTROL Studio


「nanoKONTROL Studio」は、トランスポート・キーとミキサー・セクションを搭載。DAWやDJソフトを指先でストレスなくコントロールできる薄型フィジカルMIDIコントローラーだ。

A4サイズよりも小さく、薄さを追求したデザインはノートPCと並べて使うにもぴったり。コンパクトならがそれぞれの操作子は十分なサイズと安心感を確保している。

十分な間隔とストロークを持つ8本のスライダー、便利なジョグ・ホイール、8つのノブ、32のボタン(Mute/Solo/Rec/Select各8)、トランスポートなど、DAWをコントロールするために必要な操作子を用意。DAWやプラグインのコントロール、DJパフォーマンスなど、どんなシチュエーションにもこれ1台で対応できる万能マシンであり、MIDIでコントロールできる全てのものの可能性を広げてくれる。

製品情報

◆nanoKEY Studio
価格:オープン(市場予想価格 税込16,000円前後)
◆nanoKONTROL Studio
価格:オープン(市場予想価格 税込16,000円前後)
発売日:2016年3月下旬

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス