結成5年目にして初のフルアルバム『Color&Play』をリリースし、ツアー<Rayflower TOUR ~Color&Play~>を行なったRayflowerが1月10日(日)、東京キネマ倶楽部で<Rayflower TOUR ~Color&Play~ 特別追加公演>を開催した。

◆Rayflower 画像

超満員のオーディエンスがハンドクラップで待ちわびる中、5人が登場。オープニングは松井五郎が作詞を手がけ、Rayflowerの新たな魅力を引き出した最新シングル「彩戯心」だ。フロアからは無数の拳が上がり、のっけからエネルギーがほとばしるような熱い演奏が届けられる。全員がコーラスをとる「Border Line」では都啓一がショルダーキーボードに持ち替え、田澤孝介と肩を組み、早くも場内は大合唱となった。


ニューアルバムからのナンバーを中心にRayflowerのヒストリーも感じさせるセットリストに会場の熱気は上昇する一方だ。田澤が伸びのあるヴォーカルを全身で響かせ、YUKIがテクニカルで抜けのあるギターソロで魅了、都が冴えたキレのあるフレーズでそれに応戦し、IKUOがスラップ炸裂のベースをかませば、Sakuraがシャープなビートを刻みエンディングをドラマティックにキメる。全員が超絶スキルのプレーヤー集団でありながら、見せることも知り尽くしている強者揃い。しかもツアーを重ねてきた今、彼らはますますバンドとしてガッチリ固まっている。バンド名に例えたら、大輪の花があちこちで咲き乱れているようなステージが展開された。



「追加公演、満員御礼です! ありがとうございます。Rayflowerにとって素晴らしい経験ができたツアーでした。今日は声出して、身体動かして、心も動かして使えるもの全部動かして、楽しんでいってください!」──田澤孝介

田澤が煽り、2ndシングル「イニシエ」へと移行した中盤戦では田澤のマイクとYUKIのギターがトラブるというハプニングに見舞われたが、YUKIがオーディエンスのリクエストに応えたフレーズを弾いて沸かせるなど、不測の事態も味方につけるライヴ力。見せて聴かせて時には笑わせる“ザッツエンターテインメント”なステージ運びはさすがとしか言いようがない。

“『Color&Play』が1人1曲ずつ楽曲を提供するところから始まった作品だった”ということに田澤が触れ、中でも異色な楽曲だと紹介されたSakura作曲による「S.O.S~沈黙のスカーレット」は、YUKIがアコースティックギターに持ち替え、IKUOがフレットレスベースを弾くレゲエテイストの美しいスローナンバー。Rayflowerの中では音数が少なく、透明感あふれるこの曲もまたバンドに新しい色を添えていた。



恒例のメンバー紹介では各自がトーク。リーダーの都は「2016年は始まったばかりなので、この後もいろいろぶっ込んでいこうと思う」と挨拶し、大歓声。「こんな楽しいことやめられません。今日からまたスタートです!」と宣言した。

ハンドクラップで盛り上がり、会場から笑顔がこぼれるRayflower癒し系のナンバーを挟み、後半戦は田澤が「Rayflower名物です! メーター振り切って行くコーナーです。レッドゾーン行くぞ!」と煽り、4人がステージの淵まで出て煽りまくる「サバイヴノススメ」に突入。目を見張るようなものすごいプレイの応酬が目の前で繰り広げられる。田澤のヴォーカルが轟音を突き抜け、全員がここぞというところで主張するフォーメーションの美しさは、Rayflowerマジックだ。ものすごい瞬間の連続を全員が楽しみ尽くし、爽快でポップなストレートチューン「ユースフル・ハイ」が鳴らされて、本編ラストは田澤とIKUOのダブルヴォーカルが新鮮な「Soul survivor」で終了した。


アンコールではツアーTシャツに着替えた5人が何とサブステージから階段を降りて、メインステージへ。田澤の口から6月に東京と大阪で主催イベントを開催することが発表され、未来の約束に沸く中、キメの嵐のファンクナンバー「SOCIAL NETWORK GENERATION」を投下。Rayflowerの代表曲のひとつ「U-TOPIA」で熱いステージを締めくくった。

それぞれがピックやペットボトルを投げ入れる中、SakuraはYUKIのフライングVでタッピング奏法を披露。感謝の言葉を述べた都は、「今年も突っ走っていくので覚悟してください!」と言い残し、田澤は生声で「これからもよろしくお願いします!」と絶叫。特別追加公演は、さらに加速していくRayflowerの2016年を予感させてくれるライヴとなった。

取材・文◎山本弘子 撮影◎Hiro Sato


■<Rayflower TOUR ~Color&Play~ 特別追加公演>
2016年1月10日(日)@東京キネマ倶楽部SETLIST

01.彩戯心
02.Border Line
03.Welcome to The Gracious World
04.Garbera
05.SILVER BULLET
MC
06.イニシエ
07.Drift Imagination
08.哀しみのリフレイン
09.S.O.S~沈黙のスカーレット~
10.Words Of The Wise Man ~時の贈り物~
MC
11.It's a beautiful day
12.My Dear…
13.Shining GARDEN
MC
14.サバイヴノススメ
15.Make A Judgment
16.Runaway Brain
MC
17.ユースフルハイ
18.Soul survivor
ENCORE
EN1.SOCIAL NETWORK GENERATION
EN2.U-TOPIA

■<Rayflower presents Night which GLORIOUS>開催決定

2012年、渋谷O-EASTで熱いステージを繰り広げた<Rayflower presents Night which GLORIOUS>が、4年の時を経て2016年6月、東京・大阪にて再び開催されることが決定。
2016年6月6日(月) 東京 恵比寿LIQUIDROOM
2016年6月8日(水) 大阪 BIGCAT
※公演詳細は追って発表


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