“デヴィッド・ボウイを紙幣の肖像に”キャンペーン開始

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デヴィッド・ボウイのファンが、彼を英国の紙幣“20ポンド札の肖像にしよう”と、オンライン・キャンペーンをスタートした。5万人の署名を募っているが、開始数日後ですでに3万5,000人以上が賛同している。

現在、20ポンド札は18世紀の経済学者/哲学者アダム・スミスの肖像を用いているが、イングランド銀行は2015年5月、新紙幣に絵画や建築、写真、ファッションなどヴィジュアル・アートにおいて功績を残した人物の肖像を使用したいと、候補者を一般公募していた。今春、その中から選定された人物の名が明かされる予定。

紙幣にはすでに亡くなっている人の肖像が使用されるため、一般公募中(2015年5月~7月)は、ボウイは対象となっておらず、ファッション・デザイナーのアレキサンダー・マックイーンが最有力候補と言われていた。

オンライン署名サイトChange.orgにてキャンペーンをスタートしたボウイのファンは、ヴィジュアル・アートへの功績、さらに2002年に行なわれた<偉大な英国人100人>を選ぶ一般投票で29位に選ばれたことを考慮すると、デヴィッド・ボウイほど相応しい人物はいないと訴えている。

また、別のファンは火星(Mars)をデヴィッド・ボウイと改名しようとのキャンペーンをスタートした。


Ako Suzuki

◆オンライン署名サイトChange.org
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