▲鋤田正義with David Bowie (c) Photo by Mark Higashino

亡きデヴィッド・ボウイを偲び、その偉大な足跡をたどる特別番組『TOKYO FMサンデースペシャル David Bowie~宇宙(そら)に還ったロックスター』が、1月24日(日)19:00よりTOKYO FMにて放送されることが決定した。番組ナビケータ―は1990年の東京ドーム公演時に通訳として同行したRomy。番組は40年以上デヴィッド・ボウイと公私にわたって親交のあった写真家・鋤田正義へのインタビューを軸に展開される。

◆『TOKYO FMサンデースペシャル David Bowie~宇宙(そら)に還ったロックスター』 関連画像

ロックをアートに昇華させたオリジネイターとして、音楽にとどまらず、ファッションやアートのクリエイターたちに多大な影響を与えたデヴィッド・ボウイ。鋤田正義がボウイを知ったのは1972年、T.REXの撮影のために訪れたロンドン。街角に貼られたポスターでボウイの存在を知り、ライブを見て強烈な印象を受けたという。「クールでカッコイイ。リンゼイ・ケンプにパントマイムを学んでいたから動きがすごかった。いい瞬間が撮れると思った」。すぐにマネージャーの連絡先を調べて会いに行き、写真を撮らせて欲しいと交渉した。

▲アルバム『ヒーローズ』に使われた写真/撮影:鋤田正義

鋤田正義の代表的な1枚となるのが、アルバム『ヒーローズ』のジャケットに使われた写真。この写真は2013年のアルバム『ザ・ネクスト・デイ』にも使われているものだ。このあまりにも有名なポートレートの撮影にあたっては、「ボウイは、最初はヘアメイクもしっかり決まっているのに、そのうち髪はくしゃくしゃ、うつむいたり、そっぽ向いたり、見ざる・言わざる・聞かざるみたいなポーズをしたり、“こうしてくれ”という暇もなかった」と鋤田正義。

刻々と表情を変えるボウイを前にして「ゴールを狙ってボールを蹴るように、感じたらすぐシャッターを押す。僕には瞬間、瞬間を捉えるアスリートのような感覚がある。だからインベーダーゲームもすごく上手かった(笑)」とユーモアもたっぷり。このほか、京都でのプライベート・フォトセッションなど、鋤田正義だからこそ知るデヴィッド・ボウイの素顔が明らかになるとのことだ。

さらに番組では、デヴィッド・ボウイ縁の人として、ニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー、Mark Higashinoとの電話トークへ。実は鋤田正義とデヴィッド・ボウイが肩を組んだ2ショットを撮影したのはMark Higashino。鋤田正義は「2ショットを撮ってくれてありがとう」と語りかけ、「あの時は、映画“戦場のメリークリスマス”の撮影のあとで、ボウイが髭面だったから、彼の髭面の顔のアップを獲りたくてニューヨークに行ったんだ」と当時の想い出を振り返った。

また、音楽・映画・舞台など幅広く活躍するプロデューサーであり、鋤田正義の写真展「SOUND AND VISION」もプロデュースした立川直樹もコメントゲストとして登場する。「デヴィッド・ボウイの全てのクリエーションは映画と同じ。原作があり、脚本があり、フォトグラフィー、ステージでの動きまで計算されている」と立川直樹。そんな一流クリエイターとしての一面から、京都で市電に乗り、女子高生に「デヴィッド・ボウイだ!と」騒がれ、「“よく似てるって言われるんだよ”と言ってくれ」と頼んだという、おちゃめな一面まで、ここでもボウイの様々な顔が語られるようだ。

デヴィッド・ボウイのエピソードに満ちた55分番組、放送は1月24日(日)19時から。


『TOKYO FMサンデースペシャル David Bowie~宇宙(そら)に還ったロックスター』

◆放送日時: 1月24日(日)19:00~19:55
◆放送局: TOKYO FM
◆出演者: Romy、鋤田正義
◆コメントゲスト:Mark Higashino、立川直樹