【ライブレポート】GLAY、全国ツアー直前ライブは新曲&懐かし曲の応酬

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全国ツアーを今週28日に控えているGLAYが、1月25日にZepp DiverCity(TOKYO)にてワンマンライブ<「G4・Ⅳ」Presents Special Live Scoop! ~ZeppがZombieであるために2016~>を開催した。

◆GLAY 画像

彼らが1月27日にリリースするニューシングル「G4・IV」の予約購入者向けプレミアムライブとして開催された今回のライブ。超満員となった会場内に熱気が漂う中、ステージに登場したGLAYメンバー達はJIRO(Ba)作曲の新曲「Scoop」を皮切りに約2時間半のパフォーマンスで観客を魅了した。セットリストで早くも観客を喜ばせたのは続いて披露された「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」。1994年リリースのインディーズ1stアルバム『灰とダイヤモンド』からのナンバーだ。(なお同アルバムは2014年に復刻盤がリリースされている)


ドームやスタジアムクラスでの公演でフルに歩き回ることも珍しくないGLAYだが、この日はステージ上にそれぞれ定位置を立ててのアクト。また、サポートもキーボードはなくドラムのみという構成でアレンジがつけられ、曲ごとにひしめく観客を縦に横にと震わせて地力の高さを見せつける。フロントマンのTERU(Vo)はMCでこの日のライブが28日(木)から始まる全国ツアーの“前夜祭”であると告げると同時に、今日のライブについて「本当に懐かしい曲ばっかりかもしれない」と発言しファンの期待を盛り上げていく。

「みんなの嬉しそうな顔を見ると安心するね。」とTERU。次に歌うという「初恋を唄え」に関するMCでは「未だに言われる俺の珍事件があるんですが…」と昔の自身のMCエピソードを振り返った。「『みなさんもね、何度も初恋をしたことがあると思いますが…』初恋は一回ですとツッコまれました(会場笑)。なので、人生にたった一回しかない初恋を思い出しながら聞いてください。僕は3度ぐらいしてますけどね」会場のそこかしこで笑い声と拍手が湧くなか、いざ曲が始まるとじっくりと青さを感じさせるバラードに観客も聴き入っていた。このブロックでも「More than Love」(1996年リリース『BEAT out!』収録)や「MERMAID」(2000年リリース シングル曲)など、タイトルコールだけで観客が色めき立つナンバーが惜しげもなく飛び出す。


後半はニューシングルよりTERU作曲「空が青空であるために」を皮切りに、HISASHI(G)の“光るギター”からのイントロ、そして観客とのコール&レスポンスが盛り上がり必至の「TILL KINGDOM COME」や「GREAT VACATION」などアップナンバーを次々と披露。リーダーであるTAKURO作曲の「Supernova Express 2016」という、今から発進するような爽快感のあるナンバーで大盛り上がりの中ライブ本編を終えた。

アンコールでは、TERUがアコースティックギターを手にしての「カナリヤ」(1996年リリース『BELOVED』収録)などこれまたファンにはたまらない選曲を次々と披露。ラストはニューシングルからHISASHI作曲「彼女はゾンビ」で会場をお祭り状態にして締めるという、新旧楽曲の取り合わせの良さと楽しさを余韻に残すライブになった。

3日後にツアー初日を控え、ライブ会場でメンバーに再会するであろうファンも少なくない。「これから30本という短いツアーですけども、元気いっぱいな姿を皆さんに見せていきますので。皆さんとも各地でお会いしましょう。今日はありがとう! それでは2016年一発目の約束の言葉を残していきたいと思います。それではまた、次に会える日まで…行ってきまーす!」というTERUの挨拶にファンからは一斉に「行ってらっしゃーい!」という返事があがっていた。

GLAYは今後、1月27日発売のニューシングル「G4・IV」をひっ提げ、1月28日の大阪・オリックス劇場より4年ぶりの全国ホールツアー<GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 “Supernova”>を開催。追加公演である4月21日、23日、24日の日本武道館3DAYS公演まで各地でライブを展開していく。

ニューシングル「G4・IV」

2016年1月27日発売
形態/品番/価格:
CD+DVD/PCCN.00021/\1,900+税
CD Only/PCCN.00022/\1,400+税
収録曲:
M1.彼女はゾンビ(作詞作曲 HISASHI)
M2.Scoop(作詞TAKURO/作曲 JIRO)
M3.Supernova Express 2016(作詞作曲 TAKURO)
M4.空が青空であるために(作詞作曲 TERU)
《DVD収録内容》全楽曲のミュージックビデオほか

「空が青空であるために」特設サイト
http://glay.co.jp/aozora/
「Supernova Express 2016」特設サイト
http://glay.co.jp/supernova_express2016/

<GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016“Supernova”>

2016年1月28日(木) 大阪・オリックス劇場
1月29日(金) 大阪・オリックス劇場
2月1日(月) 山口・周南市文化会館
2月3日(水) 広島・ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ
2月8日(月) コラニー文化ホール(山梨県立県民文化ホール)
2月10日(水) ベイシア文化ホール(群馬県民会館)
2月12日(金) 神奈川・よこすか芸術劇場
2月13日(土) 神奈川・よこすか芸術劇場
2月17日(水) 仙台サンプラザホール
2月18日(木) 仙台サンプラザホール
2月25日(木) 富山オーバード・ホール
2月27日(土) 名古屋国際会議場・センチュリーホール
2月28日(日) 名古屋国際会議場・センチュリーホール
3月3日(木) ロームシアター京都
3月4日(金) ロームシアター京都
3月7日(月) ニトリ文化ホール(さっぽろ芸術文化の館)
3月8日(火) ニトリ文化ホール(さっぽろ芸術文化の館)
3月13日(日) 福島・會津風雅堂
3月15日(火) 新潟県民会館
3月16日(水) 新潟県民会館
3月20日(日) 高知県立県民文化ホール オレンジホール
3月21日(月・祝) 香川・アルファあなぶきホール
3月26日(土) 福岡サンパレス
3月27日(日) 福岡サンパレス
3月29日(火) 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)
4月2日(土) 沖縄コンベンションセンター劇場
4月3日(日) 沖縄コンベンションセンター劇場
4月21日(木) 日本武道館
4月23日(土) 日本武道館
4月24日(日)日本武道館

<GLAY MOBILE Presents”Journey without a map 2016”>

アーティスト名:TAKURO(GLAY)
チケット代金:自由席 税込\4,900 (仙台、名古屋、京都、函館、新潟、熊本)
指定席 税込\4,900 (東京)
※当日ドリンク代(¥500)別途必要(仙台、名古屋、新潟、東京、熊本)
※当日ドリンク代(¥600)別途必要 (京都)
2016年2月19日(金)仙台・retoro BackPage 開場/開演:18:30/19:00
2月29日(月)名古屋・SPADE BOX 開場/開演:18:30/19:00
3月2日(水)京都・京都磔磔 開場/開演:18:30/19:00
3月6日(日)函館・金森ホール 開場/開演:15:30/16:00
3月17日(木)新潟・ジョイア・ミーア開場/開演:18:30/19:00
3月24日(木)東京・クラブeX開場/開演:18:30/19:00
3月30日(水)熊本・熊本CIB開場/開演:18:30/19:00

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