【イベントレポート】GEM、バレンタインデーに新衣装で1stアルバム収録曲を初披露

ツイート

GEMが2月14日、ラゾーナ川崎にてミニライブ&握手会イベント<Event Mixture 2016 ~fly for the future~ vol.8ct>を開催した。

◆GEM<Event Mixture 2016 ~fly for the future~ vol.8ct>画像

同日早朝から降っていた雨の影響で、ルーファ広場グランドステージは水浸し。さらに風が出てくるという荒天具合により、13時から予定されていた<Event Mixture 2016 ~fly for the future~ vol.7ct>は中止という判断が下される。16時からの<vol.8ct>も開催が危ぶまれたが、その間もメンバーは楽屋で喉を温めたり、ライブの確認をしたりと、開催を信じて準備に余念がない。

そして、13時半前、天候が回復したという判断から、16時からの<vol.8ct>は実施を決定。ラゾーナにはGEMILY(GEMファン)が集まり、ステージ前には幾重にも人垣ができあがっていた。

ライブは、3月23日リリースの5枚目となるシングルのタイトル曲「Fine! ~fly for the future~」からスタート。イントロのフェイク、そして26秒後にやってくる武田舞彩の「Fine!」の一言など、ポイントとなる要素が散りばめられたこの曲は、先日ミュージックビデオが公開されたばかり。ライブでは、MVで見せていたGEMの可愛さとかっこよさがそのまま空気を震わせてダイレクトに伝わるため、よりいっそうこの作品のよさ、メッセージを感じることができる。なお、舞彩曰く、この曲は「これからさらに進化をしていく」とのことなので、ステージで披露されるごとに新しい服に着替えるように魅力が増していくはず。これは舞彩がLA留学するまでの全ステージ見逃せない(舞彩の発言については後日インタビューを掲載)。

なお、この日は「Fine! ~fly for the future~」MVで着用していた“黒衣装(スパンコールが散りばめられたキラキラした衣装)”をライブ初解禁。「これまでMV撮影でしか着たことがない」という話を散々した後に、リーダー・金澤有希が「きっと本物を観るのはみなさん初めてだと思うんですけど。」と、口にすると、「初めてですよね。」と、伊藤千咲美はじめ複数から即座にツッコミ。思わず「そっか、初めてじゃなかったらなんなんだ、って。」と苦笑いを浮かべていた(ここで“きっと”という推定・推測の要素は不要)。さらに金澤は、「昨日まで着ていた『Fine! ~fly for the future~』の衣装も『Fine! ~fly for the future~』で、この衣装も『Fine! ~fly for the future~』の衣装なんですけども……。」と、エッシャーのだまし絵のようなトークを展開。結果的にはシングルタイトル「Fine! ~fly for the future~」を連呼する形になったので、新曲PRという意味ではよかったのだが、推測するに、今回初お披露目した衣装は「Fine! ~fly for the future~」と同日発売の1stアルバム用衣装で、MVには両方の衣装を着用してパフォーマンスしている自分たちの姿が収録されている、ということを彼女は伝えたかったのではないだろうか。

また小栗かこは、この衣装のポイントについて、「かっこいい。でも、スカートでおしゃれみたいな。今流行の台形スカートで。衣装の形がメンバーそれぞれ違ったり、ワンピースだけど分かれてる娘もいたりとか。(MVやイベントで)いっぱい観て、“この娘こういう形なんだ”って観ていただきたいなって思います。」と話した。

さらにこの日は、衣装だけではなく、1stアルバムから、伊山摩穂と熊代珠琳がいきいきするガツガツ系でラップ要素もある新曲「Tears in the sky」を初披露。(村上来渚が体調不良で欠席だったため、実際がどうなるかは不明ながら)森岡悠をフォーメーションの中心に置いて、眩しい明日を目指して飛び立とうと歌いあげる。そして「Do it Do it」「Baby,Love me!」「Can't Stop Loving」を立て続けに披露して、バレンタインデーの午後を、可愛く、かっこよく盛り上げた。

GEMは、定期公演<GEM Live Mixture 2016 ~3rd STAGE~>を2月26日、および3月28日に新宿BLAZEにて開催する。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)


この記事をツイート
365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス