2010年に結成されたギリシャのメロディック・プログレッシヴ・バンド、サンバーストのアルバム『フラグメンツ・オブ・クリエイション』が2月24日に発売となる。切なくも感情豊かなヴォーカル、フックあるメロディにテクニカルなギターが光彩を放つデビュー・アルバムだ。

◆サンバースト画像

ドリーム・シアター、ネヴァーモア、コンセプション、シンフォニーXに触発され、ギタリストのガス・ドラックスを中心に結成されたサンバーストだが、7弦ギターをメインとする新世代ギター・ヒーローとして頭角を現してきているガス・ドラックスのプレイ、そしてヴァシリスのパワフルな歌声が耳を引く。

「このアルバムをリリースできることをとても誇りに思う。オレたちの苦労と汗が沁み込んだグレイトなサウンドさ。このアルバムこそがサンバーストの声明さ」──ガス D

ここ日本でもアルバムデビューを果たすバンドの中心人物でもあるガス・ドラックスに、話を訊いてみた。



──まずはSUICIDAL ANGELSのメンバーとして初来日を果たしましたね。

ガス・ドラックス:ギターを始めてから日本へ行くことを待ち続けていたから、今回はSUICIDAL ANGELSの一員としての来日だったけど、とてもエキサイトしたよ。素晴しい時間を過ごす事ができて関係者にお礼が言いたい。サンバーストで再び美しい国、日本へ行くことが実現することを楽しみにしている。今から待ちきれないよ。

──サンバーストのデビュー・アルバムがいよいよリリースされますが、今の気持ちはいかがですか?

ガス・ドラックス:本当に、このアルバムを誇りに思っている。時間もかかったし、苦労も多かったからひとしおさ。ソングライト、アレンジ、レコーディング、ミキシング、マスタリングとあらゆる面でベストなものを投入した。サウンドもグレイトだし、まさにオレたちの声明文だと思う。ファンが気に入ってくれることを望んでいるよ。

──サンバーストはどのような経緯で結成されたのですか?

ガス・ドラックス:2011年にコスタスとヴァシリスとで結成した。2014年にニコスが加入するまで時間がかかったけどね。とにかくメロディックなプログレッシヴ・メタルを創り上げたかった。フリーで感じるものをそのまま表現し、アイディアとクリエイティヴィティー溢れる新しいものを目指したんだ。

──サンバーストというバンド名は?

ガス・ドラックス:ヴァシリスが考えたのさ。なかなかいい名前が思い付かなかったけど“SUN”というワードは入れたいと思っていた。“SUN”は音楽性にフィットするイメージがあったから。そこへ彼が“BURST”を持ってきて、ぴったりとパズルがはまった。

──アルバムのアートワークは何を表しているのですか?

ガス・ドラックス:そこはヴァシリスの担当さ(笑)。オレたちの音楽にフィットするものを考えていたけど、彼がいい仕事をしてくれたよ。アートワークにはメッセージがいくつか隠れているんだ。ぜひみんなで見つけて欲しい。ヒントは“Fragments”と“Creation”だよ。

──デビュー・アルバムのセールス・ポイントは何だと思いますか?

ガス・ドラックス:ゲストにはFIREWINDやOUTLOUDでキーボードをプレイしているボブ・カティオニスを迎えた。ジョンKは心に響くようなオーケストラの部分を担当してもらった。クールだろ?思うに、ドリーム・シアターやコンセプション、ネヴァーモアが好きなファンには受け入れてもらえるはずさ。サクソン、シンフォニーX、フェア・ウォーニングのファンにもね。サウンドはもちろんのこと、曲、歌、演奏と全てにおいて自信あるものに仕上がったから、まずは聴いて欲しいよ。


──あなたの音楽的背景と影響はどのようなものですか?大切なアルバムを5枚挙げるとすると?

ガス・ドラックス:偉大なるドリーム・シアターやシンフォニーX、コンセプション、ネヴァーモアを聴いて育ったよ。よりモダンで、もっとヘヴィなものも好きだ。オールド・スクールなアイアン・メイデンやクイーンズライクもね。メタル以外も聴くよ。とにかく様々なものを聴かないと音楽の幅が広がらないし、いろいろなスタイルの音楽が世の中に存在しているからね。より個人的な好みを言うと、ジェイソン・ベッカーとスティーヴ・ヴァイだ。ギタリストとして得るものが大きかったし、フレーズが速いだけではなく心にトーンが届くということが大切だと思う。

1.DREAM THEATER『Images And Words』
このアルバムが無かったらギターを弾いていないと思う。この完璧なアルバムがオレの人生を変えてくれた。

2.SYMPHONY X『The Divine Wings Of Tragedy』
マイケル・ロメオのギターが特に素晴しいし、大きな影響を受けた。

3.JASON BECKER『Perpetual Burn』
彼のプレイを初めて聴いたときは信じられないと思った。そして大好きなギタリストの中の1人になった。

4.MEGADETH『Rust In Peace』
スラッシュも大好きだからこれを選んだ。彼らがこのジャンルへと導いてくれた。リフやアグレッションがとても新鮮に感じた。

5.NEVERMORE『Dead Heart in a Dead World』
7弦ギターを弾くキッカケとなったアルバム。ジェフのプレイとこのバンドが大好きなんだ。

──最後に、日本のメタル・ファンにメッセージをいただけますか?

ガス・ドラックス:アルバムがリリースされたらライヴに専念していくよ。そしてまた日本でライブができる事を願っている。日本のメタルヘッドにはありがとうと言いたいし、暖かい歓迎と日本での体験は決して忘れることはない。オレもメンバーもみんなの前でプレイしたいと願っているし、また会えることを本当に楽しみにしているよ。


サンバースト『フラグメンツ・オブ・クリエイション』


2016年2月24日発売
BKMY-1011 2,222円+税
1.Out Of The World
2.Dementia
3.Symbol of Life
4.Reincarnation
5.Lullaby
6.End Of The Game
7.Beyond The Darkest Sun
8.Forevermore
9.Break The Core
10.Remedy Of My Heart
Produced by Sunburst

Line-up ;
Gus Drax(ガス・ドラックス)(G)(Biomechanical, Paradox, Black Fate, Suicidal Angels)
Vasilis Georgiou(ヴァシリス・ジョージオウ)(Vo)(Innosense, Black Fate)
Kostas Milonas(コスタス・ミロナス)(Dr)(Blacklegs, N.U.R.V, G.K Group)
Nick Grey(ニック・グレイ)(B)