夏木マリ、新作でゆず岩沢厚冶や石野卓球と異色コラボ

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夏木マリが、ミニアルバム『朝はりんごを食べなさい』を4月13日(水)にリリースすることが明らかになった。

近年は<FUJI ROCK FESTIVAL>や<RISING SUN ROCK FESTIVAL>などの夏フェスにも精力的に出演し、一層音楽活動を活発化させている夏木マリ。さらに2015年は自身初の全国ライブハウスツアー<夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2015>の全18公演を完走し、歌とトークを通じて圧倒的なパワーを全国のファンに届けた。

ミニアルバム『朝はりんごを食べなさい』は、そのライブハウスツアーの各会場で行ったファンとのトークセッションで受けた質問や相談への回答に込められたメッセージが集約されているという。ボーナストラックを除く全曲の作詞を自身で手掛けており、まさに夏木マリの「生き様」が詰まった作品となりそうだ。また、表題曲の「朝はりんごを食べなさい」は、ゆずの岩沢厚冶が作曲を担当。どの会場でも多数寄せられた「どうやったら年齢にとらわれず、イキイキと美しくいられるのか?」という質問に対して、普段意外とおざなりになってしまっている「自分が口にするものに責任を持つ」という極めてシンプルなメッセージを遊びごころたっぷりに表現しているナンバーだ。

フラワーカンパニーズの鈴木圭介が作曲を手掛けた「マグラダのマリア」は、ジョルジュ・ド・ラトゥールという画家にインスパイアされた曲で、「夜の画家」とも言われる彼の絵画のように、“人生にも明暗があり先が見えない暗い時間があるが、自分らしく生きていくにはその暗い時こそ行動し、例えば絵画なら何度でも描き変えれば良い”という夏木マリの人生観を反映した、ファンからの質問へのアンサーソングである。

さらに、「逆走BBA」という衝撃的なタイトルの新曲は、電気グルーヴの石野卓球が作曲を担当。曲調は、フレンドリーなジョーキー・ダンスミュージックとなっている。

また、同じく夏木マリが作詞を手掛け、親交の深かった忌野清志郎が作曲をした「神さまへ」も収録される他、ライブで名刺代わりに披露し反響を得ていた、夏木マリの自伝ともいえる楽曲「60 blues」も初音源化される。そしてさらに、昨年のツアー会場限定盤としてリリースされ、ライブでも高い人気を博した斉藤和義全面プロデュースによる楽曲「Player」もボーナストラックとして収録される。同楽曲は、斉藤和義が夏木マリのマインドを昇華し、作詞・作曲だけでなく、全ての楽器演奏・コーラスまでも行った渾身の1曲だ。

全編を通して、人生をポジティブに生きるためのヒントや「叱咤激励」を詰め込んだ、「聴くサプリメント」とも言えるこのミニアルバム、ファンはご期待いただきたい。

今作に関して、夏木マリ、岩沢厚冶(ゆず)、鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、石野卓球(電気グルーヴ)、斉藤和義からそれぞれコメントも届いている。

  ◆  ◆  ◆

[夏木マリ]
「久しぶりに曲を創りたいと思った。
昨年のライブハウスツアーでの思いを作品にしたいと……
あのライブでは、ファンの思いを聞くことも出来、
私の立ち位置から、強く、そして楽しいメッセージをギフトしたいと感じた。
出来上がってみると、私の人生を笑ってもらい元気になったり、毎日やっておくことや、考え方、
言わばサプリメントミュージックが出来上がった。
悩むことは人間の特権だ。
このサプリが多くの人に“聴く”ことを願って。」

[岩沢厚冶(ゆず)]
「ある日、マリさんから可笑しなタイトルがついた詩を渡されました。
しかし内容は可笑しな話ではなく、まるで詩がメロディーを運んで来るかのように、その翌日にはデモが出来ました。

他の人の詩に対して、まして女性詩に曲を乗せるなんて経験のない僕にとって、物凄く新鮮でした。

しかもアルバムのタイトルなんですね(笑)。
恐縮です!

僕もマリさんの言う事を聞いて、朝はりんごを食べたいと思います。
酵素万歳!」

[鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)]
「今回、初めて1曲(曲だけです)作らせて頂いたんですが。
僕が作ったのは弾き語りに毛が生えたようなラフな物だけだったんです。
曲の土台だけで、その後のアレンジなどは全てお任せしました。

完成した曲を聴いてぶっ飛びました!
物凄い事になってます!
想像の何百倍も攻めているアレンジ、そしてマリさんの歌!!
めちゃくちゃ、かっこいい!

マリさんの歌声は本当に凄い。
人間力が歌声にそのまま、真空パックされているようなエネルギーと色気と温かさ、母性、明るさ、強さ…。
言い出すとキリがありません。
やっぱり人間の器が大きいです。
最近のマリさんのライブで、悩み相談などもやっているという話しを聞きましたが、とてもよくわかります。
今度、僕もぜひ相談させて下さい(笑)!
今回、話しを頂いて本当にありがとうございました!
ライブで聴ける日を楽しみにしています!」

[石野卓球(電気グルーヴ)]
「2014年のライジングサン ロックフェスティバルのバックステージでお会いしたのがそもそものはじまりでした。
マリさんの懐の深さにリスペクト、ご一緒できて光栄です!
P.S.マリさん、樋口一葉と誕生日同じなんですね。」

[斉藤和義]
「『Player』という曲は、マリさんが60歳を迎えるにあたり考えてること、思っていることを取材させて頂き、その時マリさんから出てきた言葉をたくさん散りばめた曲です。自分でも大切な曲になりました。
アルバム完成おめでとうございます!」

  ◆  ◆  ◆

さらに、このミニアルバムを引っ提げ、“最初で最後“という気合いで臨んだ昨年のツアーの大反響を受けての再演となる2度目の全国ライブハウスツアー<夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2016>を4月15日(金)より渋谷TSUTAYA O-WESTからスタートすることが発表されている。

なおこのミニアルバムのリリース情報解禁を記念し、2月23日(火)16:00より、今話題の映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」にて特別番組の生放送も決定。キャリア45年にして初のインターネット番組への生出演だ。番組内では、ライブハウスツアーさながらに、夏木マリが視聴者からの質問や相談にリアルタイムに答えるコーナーの他、昨年「ゲラゲラポーのうた」の歌ってみた動画をYouTubeで公開し話題となった、ツアー歌唱曲リクエストの受付も行われる予定だ(番組視聴URL:https://amebafresh.tv/official/6318)。

ミニアルバム『朝はりんごを食べなさい』

4月13日(水)発売
WPCL-12353 ¥2,900(税込)

[収録予定曲]全7曲(順不同)
1.Happy Together(作詞:バスケス 作曲:二宮楽) ※初音源化
2.60 blues(作詞:バスケス 作曲:夏木マリ) ※初音源化
3.朝はりんごを食べなさい(作詞:バスケス 作曲:岩沢厚治/ゆず) ※新曲
4.マグダラのマリア(作詞:バスケス 作曲:鈴木圭介/フラワーカンパニーズ) ※新曲
5.神さまへ(作詞:バスケス 作曲:忌野清志郎) ※再収録
6.逆走BBA(作詞:バスケス 作曲:石野卓球/電気グルーヴ) ※新曲
ボーナストラック:Player(作詞作曲:斉藤和義) ※再収録
※バスケス:夏木マリ作詞ペンネーム

<夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2016>

[ツアーメンバー]
斉藤ノヴ(Per)、山内陽一朗(Dr)、北村力(Gt)、二宮楽(Gt)、堀川峻平(Bass)

[公演日程]※チケット販売先、お問い合わせ先は各公演で異なります
4月15日(金) 19:00 / 19:30 渋谷TSUTAYA O-WEST
問い合わせ:ディスクガレージ TEL:050-5533-0888
4月23日(土) 16:30 / 17:00 熊本Restaurant & Live Bar CIB
問い合わせ:BEA TEL:092-712-4221
4月24日(日) 16:30 / 17:00 福岡DRUM Be-1
問い合わせ:BEA TEL:092-712-4221
4月28日(木) 19:00 / 19:30 札幌ペニーレーン24
問い合わせ:ウエス TEL:011-614-9999
5月1日(日) 16:30 / 17:00 石巻BLUE RESISTANCE
問い合わせ:GIP TEL:022-222-9999
5月3日(火・祝) 16:30 / 17:00 宮古KLUB COUNTER ACTION MIYAKO
問い合わせ:GIP TEL:022-222-9999
5月14日(土) 16:30 / 17:00 広島CLUB QUATTRO
問い合わせ:夢番地広島 TEL:082-249-3571
5月15日(日) 16:30 / 17:00 松山Wstudio RED
問い合わせ:デューク松山 TEL:089-947-3535
5月27日(金) 19:00 / 19:30 名古屋BOTTOM LINE
問い合わせ:サンデーフォークプロモーション TEL:052-320-9100
5月28日(土) 16:30 / 17:00 心斎橋Music Club JANUS
問い合わせ:キョードーインフォメーション TEL:06-7732-8888
6月10日(金) 19:00 / 19:30 那覇桜坂セントラル
問い合わせ:PMエージェンシー TEL:098-898-1331

[詳しいチケット情報]
NATSUKI ROCK:http://www.natsukirock.com/pages/232278/)
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