BIGBANGのドームツアー<BIGBANG WORLD TOUR 2015~2016 [MADE] IN JAPAN>のファイナルが2月24日に東京ドームにて開催。5万5000人の観客が5人のライブパフォーマンスに熱狂し、東京ドームを揺らし続けた。

2015年11月12日の同じく東京ドーム公演からスタートした彼らのドームツアーは、海外アーティスト史上初の3年連続&史上最多の全4都市18公演で91万人を動員。彼らの過去のドームツアーより20万人近く予定動員を増やして臨んだものの、対するチケット応募総数は175万件。BIGBANG人気の高さをあらためて証明するツアーにもなった(なお、本ツアーはBIGBANGにとって3年ぶり2回目のワールドツアーの一部。グループ史上最多の全世界13カ国32都市66公演で148万3000人を動員する予定となっている)。

オープニングムービーが始まると、映像にメンバーの姿が映し出されるだけで黄色い声援が東京ドームに激震を起こす(そして、会場を一体にする「あったかいんだからぁ♪」の合唱)。揺れる黄色い光の向こう側にBIGBANGが登場すると、V.Iの「盛り上がっていきましょう!」という声すらかき消さんとする大歓声で迎え入れるオーディエンス。最新アルバム『MADE SERIES』のリード曲「BANG BANG BANG」で、メンバーの激しいパフォーマンスの中、ドームの天井すら焼き尽くさんとするほどの炎がステージから一気に噴き出せば、5万5000人は大興奮。


「みんな、遊び準備できましたか! 東京、準備できましたか! 最後まで盛り上がっていくぞ!」と、G-DRAGON。V.Iは「お待たせしました。東京元気ですか!」。そしてT.O.Pは、「お久しぶりです。今日も最後まで楽しんでいきましょう!」とクールに話し、D-LITEは「みなさん会いたかったです! 今日は来てくれてありがとうございます。1日楽しんでいきましょう!」と満面の笑みを浮かべる。そして「こんにちは東京。遊ぶ準備できましたか? Ready?」と、SOLから始まるコール・アンド・レスポンス。

その後も5人は、黒を基調としたスーツスタイルや白を基調としたラグジュアリーストリートスタイル、色違いのビビッドなスタイルにお揃いのMA-1を身につけたスタイルなど衣装を変えながら、様々な特効、レーザー含む照明、映像演出を詰め込んだステージを展開。歌に合わせて時にアグレッシブに、時に美しい情景をオーディエンスの眼前に描き出す。

また「東京大好きだよ!もっとちょうだい!」と、V.Iが激しくパワフルに魅せた「STRONG BABY」から始まる、各メンバーソロ及びユニットでのコーナーも。これまた映像(ムービー)と見事に絡み合い、物語のワンシーンのような瞬間を生み出していた。


「とにかく頑張るスンちゃん。安心してください、履いてます!」というV.Iのギャグや、絢香「三日月」の真似(「みかげつ」「みずかき」というリアルな言い間違え付き)なども飛び出した終盤。「ここで滑ってしまったら、Twitterのトレンドで『スンリ』が1位になってしまう!」と、気合いを入れているのか期待しているのかよくわからないV.Iをよそ目に、メンバーはひとりずつ感謝の言葉を述べる。

「 <[MADE] IN JAPAN>ツアーを始めたのは昨日のようですが、もう最後というのが信じられません。時間が経つのは本当に早いですね。僕たちがステージに立って10年になるというのも信じられません。でもひとつだけ言えるのは、今、この場所にいるみなさんがいるからこそできたことだと思います。時間が経てば経つほど、みなさんの愛情の大きさが、表現できないほど大きいことを感じます。今日のステージもそんなみなさんの愛情に応えるため、最善を尽くします。最後まで楽しんでください。愛してます。」── SOL

「本当に楽しかったです。ツアーが昨年から始まって、もう終わるんですね。寂しいし、無事に終えることは嬉しいし。3年連続ドームツアーでみなさんと一緒にいろんな思い出を作れたのは、みなさんのおかげです。感謝しています。そしてBIGBANG、今年で10年になります。そろそろ十分じゃないかなと思いますね。……冗談です。みなさん、心配しないでください。これから、一緒に、どこでも、いつでも、一緒にいきたいし、この感謝の気持ちをどうやって言葉にするか。毎日悩んでいます。それで……。91万人でしょ、今回。ひとりひとりに手紙を書いて、みなさんに渡したいくらい感謝しています。いつもありがとうございます。普通の5人の男が、幸せな人生を生きていくことになったのも、みなさんのおかげだと思うし、僕たちの幸せな思い出を作ってくださって、誠にありがとうございます。……(手のひらを見せながら)手に何もないですよ? 」── D-LITE

「今日、最高でした。今日で今回の日本ツアーが最後になります。デビューしてから10年が経ちます。今までついてきてくれて、ありがとうございます。私が歩んできた人生の傍らにみなさんの笑顔がありました。私、個人的に、みなさんと一緒にいられるのが、あとどのくらい残っているのか。正直言ってわかりませんが、あと5年、10年、20年が経って、自分の人生を振り返った時に、10年間、私たちが作ってきた音楽、どんな表現よりも、私の記憶の中では、みなさんの笑顔が、どんなアートよりも私の心の中に、美しく大きく、永遠に輝くでしょう。これからもっと素敵な思い出を一緒に作っていきたいと思います。ありがとうございます。」── T.O.P

「今日、最終日だから、悲しいけど嬉しい、嬉しいけど悲しいという。この時間になれば、いつもいろんな気分になります。毎年、みなさんがたくさんの愛をくださって、このようにドームツアーもできるし、いつも1日1日感謝しながら生きています。これからどのくらいの時間、一緒に過ごせるかはわかりませんが、時間が許す限り、長い間、一緒に過ごしたいです。もう一度、今日来てくださったファンの方たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。最後まで楽しんでいってください。本当に、ありがとうございます。」── G-DRAGON

「僕たちBIGBANG、日本でデビューしてから大体7年目なんですけど、ドームツアーが始まったのが3、4年目になりまして。すっごいあの、夢のステージで歌うことができたのは、メンバー5人、信じられないくらい、まだ夢の中みたいな感じで。まだまだ頑張らないといけないという気持ちを持って5人で頑張っていってます。今回のドームツアーで91万人のファンのみなさんと過ごした時間を大切にしないとダメだなって心から思ってるし、僕たちBIGBANG5人、日本でも頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。」── V.I

24日のファイナル公演では、この日とセミファイナルで初披露となった「LOSER」「IF YOU」日本語バージョンを含む全23曲を歌唱。東京ドームに幅約50m(+走りこみ30m)と巨大に横たわるステージを目一杯使い、さらにアンコールにはフロートに乗り込んでドームを回るなど、約2時間30分にわたってライブを終始盛り上げ続けた。

なお、<BIGBANG WORLD TOUR 2015~2016 [MADE] IN JAPAN>を終えたばかりのBIGBANGの、まさに本ツアー初日の模様を収録したライブDVD/Blu-rayが、ツアーファイナルを迎えた本日(2月24日)リリースとなっている。

またBIGBANGは、この後4月から2年ぶりとなる全4都市27公演のファンクラブイベントツアーを開催する。


text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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