Angeloが昨日2月24日、新木場STUDIO COASTにて<UNDER THE INFULUENCE>と題したライヴを開催した。Angelo結成10周年に突入する2016年にして、ヴォーカル・キリトの44回目の誕生日を祝う同公演には平日にも関わらず全国各地から多くのファンが集まり、冬の寒さを吹き飛ばす熱気に満ちていた。

◆Angelo 画像


「FACTOR」をオープニングにスタートしたステージは、<Angelo Tour 2015-2016「THE RESULT FROM PHENOMENON」>の流れを踏襲した攻めのナンバーの数々が立て続けに放たれる。2作のミニアルバム『FACTOR』『RESULT』を中心に1曲1曲の存在を確かめるようなパフォーマンスがオーディエンスとの一体感を高め、今回のキーワードでもある“PHENOMENON ※現象”が体感出来るものとなった。

色鮮やかなアンサンブルとバンドとしての高い表現力を持ってフロアを踊らせた中盤の「Collapse Parade」「CALL」、そして終盤の「RIP」ではキリトがマイクスタンドを何度も叩きつけるなど灼熱のボルテージを生み出し、ラストの「Script error」まで全18曲の本編を一気に駆け抜けた。


迎えたアンコールでもそのテンションの高さは途絶えることなく進行し、お祝いムードを感じさせる隙など皆無だったのだが、最後のMCに最大のサプライズが待ち受けていた。

「ご存知のように44歳になりました。バンドを始めて随分と時が経ちます。いろいろなことがありましたが、今もこうしてみなさんの前に立てている。本当に素晴らしいと思います……オレが(笑)。ウソ。わかっています。調子のいいときもあれば、辛くてやめちまいたいときも、投げ出したいときもあった。そんなときにいつでも君たちが支えてくれて、オレの背中を押してくれた。そのおかげでもともと強いほうですが、ヴァンダレイ・シウバ並に強くなれました(笑)。感謝の気持ちでいっぱいです。尖って生きてきたから、失うものもいっぱいありました。もう二度といらないと思うこともありました。だけど、時間が経つにつれて、いろんなことを許せる気持ちになりました。昔は受け入れられなかったことも、今は喜んで受け入れられることが増えました。結果、いろんなものを取り戻したりもしました。そして大きく前に進めた、そんな自分になれた気がします」──キリト

こう感謝の言葉を伝えるとともに、5月から全国ツアー<Angelo Tour 2016 「CELL DIVISION」>が開催されることを発表した。歓喜の声が上がった場内にキリトは続けてこう語った。


「今日は我ながらですが……カリスマの生まれた日ということで(笑)。サプライズがあります。Angeloとしては珍しく、カバー曲をやりたいと思います。そして、ゲストを呼んでいます。オレが生まれて初めてバンドを組んだときに一緒だったメンバーです。ギター、潤!」──キリト

このビッグサプライズに場内は狂喜乱舞。開口一番、「ステージに立っちゃって大丈夫ですか!?」と語ったALvinoの潤に、「なんかもう、9割方PIERROTじゃないですか」とジョークで応えるキリト。そして「それは言わない約束でしょ」と切り返す潤に、「なんかもういいかなって」とキリト。この絶妙なやり取りをフロアの拍手喝采と微笑みが祝福を持って迎えた。お祝いのつもりでライヴを観るために駆けつけたという潤だったが、「お互いいろいろなことを経て年を重ねましたが、もう垣根はいらないかな」という2人の言葉に続け、披露されたナンバーはPIERROTの「BIRTHDAY」。エレアコを抱えた潤が1コードを奏でると、TAKEOがカウントを刻み、キリトが歌を重ねる。KOHTAのベースラインは大きくウネり、Karyuとギルのギターがこれに彩りを加えた。“Angeloと潤”によるPIERROTのカバーは、キリトの誕生日にふさわしい盛大なものとして、STUDIO COASTいっぱいに響き渡った。


「いろんなことを受け入れて、いろんな壁がなくなりました。今となっては自分が関わってきたすべてが愛すべき大切なもの。過去のものも、今のものも、これからのものも、全てオレは守るし、引っぱっていくから」と告げ、「PROGRAM」「シナプス」「SCRAP」で、濃密にしてアグレッシヴなAngeloサウンドを解き放った。

すべての演奏を終えたステージの最後は実弟にしてベースのKOHTAから、「お兄ちゃん、おめでとう!!」と特大ケーキがプレゼントされ、ライヴ<UNDER THE INFULUENCE>が大盛況のうちに終了した。温かく大きな歓声に包まれてステージを去ったキリト。そして、またひとつ大きく前に歩みを進めた彼らの次なるステージは5月3日、CLUB CITTA' 川崎を皮切りに幕を開ける。

■<UNDER THE INFULUENCE>
2016年2月24日@新木場STUDIO COAST

01.FACTOR
02.RESULT
03.URGE
04.Pendulum Clock
05.Experiment
06.DAY OF THE END
07.SELF AWAKE
08.AI(Artificial Intelligence)
09.狂人
10.BLACK FLAG
11.Collapse Parade
12.CALL
13.CONVICTION
14.連鎖
15.RETINA
16.RIP
17.PLOSIVE
18.Script error
encore
En1.螺旋
En2.Crave to you
En3.想像の楽園
En4.BIRTHDAY(PIERROTカバー)
En5.PROGRAM
En6.シナプス
En7.SCRAP

■<Angelo Tour 2016 「CELL DIVISION」>

2016.5.03(火・祝) CLUB CITTA' 川崎 17:15/18:00
2016.5.07(土) 赤坂BLITZ 18:15/19:00
2016.5.08(日) 赤坂BLITZ 16:15/17:00
2016.5.15(日) 仙台Rensa 16:45/17:30
2016.5.21(土) 大阪BIG CAT 16:45/17:30
2016.5.22(日) 広島CLUB QUATTRO 16:45/17:30
2016.5.28(土) 名古屋ボトムライン17:00/17:30
2016.6.04(土) 札幌PENNY LANE 24 17:00/17:30
チケット料金: スタンディング ¥6,000(税込) ※ドリンク代別


■LIVE DVD & Blu-ray『PHENOMENON』

2016.2.24 Release
【DVD+CD】2016.2.24/IKCB-80012~13/¥6,800+税
CD :「PHENOMENON」
DVD:LIVE映像 (10/4@豊洲PITより「FACTOR」6曲・12/18@大阪BIG CATより「RESULT」6曲)
01.FACTOR
02.RESULT
03.URGE
04.Pendulum Clock
05.Experiment
06.DAY OF THE END
07.SELF AWAKE
08.AI(Artificial Intelligence)
09.狂人
10.BLACK FLAG
11.Collapse parade
12.CALL

◆チケット詳細&購入ページ
◆Angelo オフィシャルサイト