2016年2月29日(月)、カメレオがTSUTAYA O-WESTにてワンマンライヴ<2016冬季カメリンピック -Vol.1->を行なった。オフィシャルのライヴレポートにてその模様をお届けする。

◆<2016冬季カメリンピック -Vol.1->画像

HIKARU.(Vo)のバースデーライヴ(本人の誕生日前日と翌日で2デイズ開催)など、2月に行なったワンマン公演が全会場ソールドアウトとなったカメレオ。そんなワンマンシリーズを締め括ったのが、4年に1度のうるう日に行なわれた<2016冬季カメリンピック -Vol.1->だ。

このライヴは、本来だったらうるう年に開催されるオリンピックは夏季のほうだが、その年の冬季に「カメリンピック」と題したワンマンをしてみようというコンセプトがあったそうだ。会場となったTSUTAYA O-WESTは、イベントでは何度も立ってきた会場だが、意外なことにワンマンを行なうのはこの日がはじめて。平日にも関わらず駆けつけた多くのカメコ・カメオ(カメレオファンの愛称)達とともに、“4年に1度の祭典”で盛り上がった。

オリンピックを思わせるファンファーレが鳴り響いた後、ド派手なEDMに乗ってメンバーが姿を現わしたが、HIKARU.はTakeshi(Dr)が作った“聖火”(おそらくダンボール製)を持って登場。そして、「宣誓!我々、カメレオ一同は、この第一回冬季カメリンピックを、全力で最高のものにすることを誓います!2016年2月29日、TSUTAYA O-WEST、ぶっとんでいこうかー!」と、開会宣言。そこから「評論家的ダンスナンバー」「で?」「How much?」と、アッパーチューンを3連発で披露した。スタートダッシュで高めた会場のボルテージを更にあげるべく、やすむことなくメンバー全員がマイクをとる5人ボーカル曲「↑アゲていこう歌↑」で、怒濤のダンスタイムへ。途中のコール&レスポンスでは、“屈伸”や“ジャンプ”に加え、全身をすばやく左右に動かす“シビれる”といった謎の準備体操をしたり、「次の競技は“タオルぶん回し大会”でございます!」と前置きされた「思考は常にマイナス」では、オーディエンスが一斉にタオルを振り回したりと、ステージもフロアも“テンションフルMAX”で駆け抜けて行った。


また、ライヴの中盤では「國學院大學公認学生団体・国際協力サークル~優志~」と共に行なっているチャリティープロジェクト「今、僕達に出来ること」の途中経過が報告された。昨年開催した47都道府県ツアーの各会場に募金箱を設置してきたカメレオだが、そこで集められた募金177,016円で、カンボジアのコンポンスプー州オラール郡にあるエミ小学校にトイレを一棟設置し(約150,000円)、残り全額を今後の支援に充てることを発表した。今回の活動に対して改めて感謝を述べたHIKARU.は、「音楽を通してみんなで生み出したパワーや笑顔を、ライヴ会場だけで終わらせるんじゃなくて、もっともっと違う力に変えて、外に飛び出して、それが世界中に広がったらいいなと思っています」と話していた。そして「今からやる曲は、そんな想いを全部詰め込んだ曲です」と「12月」を披露。<音楽という魔法で 何か出来る事はないかな?><微力だけれど無力じゃない>。今回の活動から得た想いを歌詞に綴ったミディアムナンバーを、Daisuke(G)はアコースティックギターを、Takashi(G)はキーボードを操り、メンバー全員が心を込めてしっかりと奏でていた。続けて「大切な人がいつまでも笑顔でいられますように」と、「v(^_^)v」を披露。会場をハートフルな空気で包みあげた。

ややインターバルを置いたあと、(Takashiがボイスチェンジャーを使った)女性の影アナで、次の競技は“個人競技”と題したソロコーナーを行なうことを発表すると、客席からは悲鳴にも近い歓声があがった。楽器を置いて5人全員が歌うだけでなく、ソロ曲も発表しているカメレオ。ライヴでのソロ楽曲の披露は、「良い意味でヤバいのか、悪い意味でヤバイのかは定かではない無謀な挑戦」として、昨年1月に渋谷公会堂で行なった3周年記念ライヴ振りとなった。

まさかのレア展開にカメコ・カメオ達がステージを食い入るように見つめる中、トップバッターのHIKARU.が登場。クラップを求めながら「Jump!!」をボーカリストらしく堂々と歌い上げると、続くDaisukeはギターをかき鳴らしながら「カタルシス」を披露。Takashiは「典型的なA型」で軽快なダンスを見せつければ、Kouichi(B)はセンチメンタルな「不適切な関係」を、マイクスタンドを握りしめて熱唱……といった具合に、メンバーそれぞれの個性を活かしたパフォーマンスを繰り広げた。そしてトリを務めたタケシはアップテンポな「食べもののうた♪」を、“とりあえず振っておけばなんとかなる”と、塩の万能っぷりを熱弁しながら歌い上げ、最後にはメンバー全員が登場し、肩を組んで大合唱。見事に個人競技を締め括った……と言いたいところなのだが、個人競技中にひとつ、ちょっとした事故があった。





実はDaisukeが、登場するなりお客さんを煽っていたら楽しくなってしまって、ギターを弾き始めるタイミングを間違えるという凡ミスをしでかしていたのだ(苦笑)。この日を含め、カメレオは過去にソロコーナーを3回行なっているのだが、Daisukeに関しては、1回目はちょっとしたトラブルがあったり、リベンジと意気込んだ2回目は1拍早く歌い始めてしまったりと、毎回なにかしらある模様。尚、ソロコーナーに関しては「次にやるのは多分4年後(笑)」とのことだったが、はたしてDaisukeは、次回こそノーミスでソロ曲をばっちり披露できるのか!?ちなみに、終演後にメンバーに話を聞いたところ、「“3度目の正直”じゃなくて“2度あることは3度ある”のほうになっちゃったって、レポートに書いといてくださいね!」とTakeshiが笑いながら話している横で、Daisukeが絵に書いたような苦笑いをしていたことをお伝えしておく。


ライヴ後半戦は最新曲「パリピポ」で作り上げたパーティー空間を、続くスカチューン「D・S・K」でさらに盛り上げ、「全員で金メダル獲りにいこうぜ!」と「捏造ピエロ」へなだれ込んだ。曲中では、2階から1階へ大量のバルーンが投入されたのだが、そのバルーンの数がなんというか……。どう考えても会場のサイズと見合っておらず、敷き詰めたら完全にフロアが埋まっちゃいそうなほどに大量で、まぁ、どう考えてもやりすぎだった(笑)。しかし、それでこそカメレオというもの。そこにいる人達が笑顔になるのであれば、何事も全力でやってしまおうというショーマンシップを持っている彼ららしい一幕だったと思う。そして「今この瞬間、この場所が、世界で一番幸せだと言える空間を作り出そうぜ!」と、ラストナンバーの「万歳\(・∀・)/Music!」まで、ハッピーな空間を作り上げていた。


“4年に1度の祭典”でも、見る者すべてを巻き込んでハッピーにしてしまうライヴを繰り広げたカメレオだが、そんな彼ららしいスタンスは、4月6日に発売されるミニアルバム『KAMENICATION!』、そして、4月17日(日)に大阪NHKホールにて行なわれる<カメレオ2016 春の祭典~浪花でデラックスするパターンのヤツや!~>でも、十二分に発揮されるようだ。このライヴは、カメレオにとって関西地方での初ホールワンマンになるのだが、当日のステージプラン(舞台の設計図みたいなもの)を見たKouichiによると「これはお金がかなり……(かかっている)」とのこと。「デラックスというタイトルに負けないものにしたい!」と、かなり気合いが入っているので、当日はいつも以上に何が起こるか分からないステージになりそうだ。尚、このワンマンライヴのチケットは、3月6日(日)10:00から一般発売がスタートする。赤字覚悟、業界騒然、笑いの本場・大阪で繰り広げられるカメレオのエンタメ精神あふれるスペシャルライヴをお見逃しなく!

文◎山口哲生
写真◎MASANORI FUJIKAWA


リリース情報

2016年4月6日発売
ミニアルバム『KAMENICATION!』
初回生産限定盤:CD+KMカード / 初回36Pブックレット / DCCSG-007 / ¥2,800+税
[CD]
1.SE ~5 Soldier~
2.カメクエ
3.宇宙旅行
4.なぞなぞ
5.頭の中の理想の風船
6.幸あれっ!
[KMカード特典]「カメクエ」MV&メイキング

通常盤:CDのみ / DCCSG-008 / ¥2,300+税
[CD]
1.SE ~5 Soldier~
2.カメクエ
3.宇宙旅行
4.なぞなぞ
5.頭の中の理想の風船
6.幸あれっ!
7.カメトーク

インストアイベント
4月09日(土)ライカエジソン・ラフォーレ原宿店
5月07日(土)福岡・ミュージックプラザインドウ
5月08日(日)タワーレコード福岡店
5月14日(土)ZEAL LINK大阪店
5月15日(日)タワーレコードNU茶屋町店
5月21日(土)タワーレコード近鉄パッセ店
5月22日(日)名古屋・fiveStars
5月25日(水)little HEARTS.仙台店
5月29日(日)HMV札幌ステラプレイス
5月29日(日)音楽処
6月11日(土)タワーレコード渋谷店

ライヴ情報

カメレオ ミニアルバム発売記念プチワンマンツアー
<Let’s KAMENICATION♪>

5月6日(金) 福岡DRUM SON
OPEN 18:00 / START 18:30
BEA 092-712-4221

5月13日(金) 大阪RUIDO
OPEN 18:00 / START 18:30
キョードーインフォメーション 06-7732-8888

5月20日(金) 名古屋ell.FITS ALL
OPEN 18:00 / START 18:30
サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

5月26日(木) 仙台MACANA
OPEN 18:00 / START 18:30
キョードー東北 022-217-7788

5月28日(土) 札幌DUCE
OPEN 17:00 / START 17:30
WESS 011-614-9999

6月3日(金) HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3
OPEN 18:00 / START 18:30
HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

6月10日(金) 新宿BLAZE
OPEN 18:00 / START 18:45
HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

チケット料金
前売 4,000円(税込・ドリンク代別) ※終演後の撮影会もあるため、通常より短めの公演となります。
6/10 新宿BLAZEのみ:前売 4,500円(税込・ドリンク代別)

6ショットチェキ撮影会開催決定!
<Let’s KAMENICATION♪>ツアー公演の終了後に撮影会を開催
5月06日(金)福岡DRUM SON
5月13日(金)大阪RUDIO
5月20日(金)名古屋ell.FITS ALL
5月26日(木)仙台MACANA
5月28日(土)札幌DUCE
6月03日(金)HEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3

ワンマン情報
4月17日(日)大阪NHKホール
<カメレオ2016 春の祭典~浪花でデラックスするパターンのヤツや!~>
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥5,000 / 当日 ¥5,500(税込・全席指定)
[問]キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00~18:00)

◆カメレオ Official HP
◆BARKS ヴィジュアル系 V-ROCK