リアム・ギャラガー、俳優の「彼に脅された」発言に注釈

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間もなく公開される映画『Grimsby』でリアム・ギャラガーのルックスを意識したキャラクター、ノビーを生み出した俳優のサシャ・バロン・コーエンは、数年前、リアムから「目にナイフを突き刺してやる」と脅されたそうだ。

◆リアム・ギャラガー画像

アメリカのトーク番組『Conan』に出演したコーエンは、司会者から「リアムと知り合い?」と問われると、こんな逸話を披露した。

「ロンドンでGQアワードを受賞したんだ。それで、家内にこう言ったんだよ。“セレモニーでリアム・ギャラガーのジョークを言うよ。彼、そこにいるから”って。彼女には“やめて、リアムには暴力の傾向があるから”って注意されたんだけど、ばかばかしいって思った」

「でも、いい夫になろうと、セレモニーの前にリアムのところへ行って、“君の冗談言おうと思ってるんだけど、いいかな?”って訊いたんだ。そしたら、彼は“ああ、いいよ。やってくれ”って答えた」

「で、ステージに上がったんだけど、冗談を言う機会がなかった。その後のアフター・パーティーで、リアムがボノの隣に座っていたから、僕はボノの隣に腰かけたんだ。そしたら、リアムは僕を見て、“おい、いま生きてるロック・スターの中で1番偉大なのは誰だ?”って訊いてきた。僕はリアムとボノの横にいて、なんて答えていいかわからなかったから、“えっと、どうだろ、スティーヴィー・ワンダーかな?”って答えたんだよ。そしたら、“スティーヴィー・ワンダー?! スティーヴィー・ワンダーは大衆向けだ。梅毒もそうだ”って言われたから、“梅毒はもう流行ってないと思うけど”って返したら、“だまれ、くそ野郎”って言われた」

リアムが考える偉大なロック・スターは、ジョン・レノンだったそうだ。コーエンの友人が「生きているスターの中でと言わなかったか?」と問うと、リアムは立ち上がり、「ジョン・レノンは生きている、俺がジョン・レノンだ!」と叫んだ後、ひっくり返り、テーブルに頭をぶつけたという。

そのとき、リアムは、まるでコーエンが彼を押したかのように非難の目を向けたため、コーエンは「ボノに“僕はもう消えたほうがいいね”って言ったら、ボノには“ここにいなよ。僕の隣にいる限り大丈夫だ”って言われた(笑)」そう。

「それから、リアムは“なんで今日、俺の冗談言わなかったんだ?”って責めてきたから、“思いつかなかったんだ”って答えたら、“どうなるか、わかってんのか? 俺はお前を刺す。目を刺してやる”って言われた。そんなはっきりとした脅し、聞いたことなかったから驚いたよ」

このニュースが流れた後、リアムのスポークスマンは『NME』誌にこんなコメントを出した。

「リアムは、この点は明確にしたがっています。片目ではなく両目だそうです」

Ako Suzuki
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