【インタビュー】高橋優「活動の幅が広がっても、どれが本当の自分か分からなくなったら高橋優なんてすぐいなくなる」

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■1曲でも多く書きたいし、それでまたライブをするという
■普通のことを実感したい

── これから、あらゆる機械音に言葉があるように思えるかもしれない。そして4曲目。亀田誠司さんとのユニット、メガネツインズによる「メガネが割れそう」。オチですか、これは。

高橋:オチですね(笑)。

── すごい真剣に歌ってますけど。笑っていいのかなこれ?って(笑)。

高橋:笑ってもらうしかないです。真面目に聴かれても困る(笑)。メガネツインズは2012年に結成して、福島の“風とロック”というイベントだけで活動していたので、知ってる人は少ないかもしれないですけど。ずっとコピーだけだったので、オリジナルがほしいよねという話は前からあって、晴れてこのたび作らせていただきました。

── これ、意味を説明しろと言われても困りますよね。

高橋:いや、いくらでも話せますよ。一番思い入れが強いです。嘘です(笑)。

── メガネが割れそうなくらい君が好き、って。勢いはあるけど、意味がわからない(笑)。

高橋:哀愁がありますよね。届けこの思い!みたいな。3分ぐらいで書きました。

── あはは。思い入れあるんですかそれで。

高橋:パッと録って、亀田さんも“いいね~”って。いい人だから、亀田さん。何でも受け入れてくれる(笑)。亀田誠治さん、巨匠ですからね。あの巨匠がああいうお人柄だからこそ、こういう曲が書けたという、いいバランスなんですよ。ふざけんな!というような人だったら、ふざけれないですからね。堂々とふざけることができました。

── 確かに。

高橋:メガネは割れてないですからね。割れそう、というせつなさを歌ってます。色メガネで見ないでよ、とか、3Dメガネをかけよう、とか。メガネにまつわる言葉をたくさん、ただ出しただけです(笑)。

── いいと思います。こういう一面もあり。

高橋:こういう、ふざけるというか、ちょっとファニーな一面というものが、おそらく去年オールナイトニッポンが始まった頃から、みなさんにお見せする機会が増えたので。前は、おふざけ系の曲は、アルバムに入れるのにもちょっとみんなで考えたんですよ。イメージと違うんじゃないか?とか。でも今回はスムーズに、当たり前のようにこういう歌が1曲入っているのがうれしいです。

── いい4曲じゃないですか。今の高橋優をちゃんと示しているシングル。

高橋:そう思います。とても納得の行くシングルです。

── さて、今年、このあと。どんな目標で行きますか。

高橋:5周年ということは、意外と価値のあることだということを、去年痛感したんですね。5年なんて短いじゃんとも思うけど、5年やれるのは幸せなことだとも思ってるので。1曲でも多く書きたいですし、それでまたライブをするという、普通のことをちゃんと実感したいなと。ラジオとテレビとか、さりげなく俳優みたいな仕事とかを、やらせてもらえるようになっているだけに。活動の幅が広がるのはありがたいですけど、どれが本当の自分かわからなくなったら、高橋優なんてすぐにいなくなると思うので。そうならないために、高橋優は曲を作って歌うということを、あらためてここでしっかり地に足をつけて、やっていきたいなと思っています。

  ◆  ◆  ◆


▲シングル「さくらのうた」通常盤

▲シングル「さくらのうた」期間生産限定盤

13thシングル「さくらのうた」

2016年3月9日発売
■期間生産限定盤(CD+DVD)※期間 2016年3月9日~2016年4月8日まで
WPZL-31114/5 ¥2,300(+税)
[DVD内容]高橋優デビュー5周年記念 ベストアルバム発売記念祭「秋田で笑う約束」2015.7.25

■通常盤(CD)
WPCL-12257 ¥1,200(+税)

[CD収録曲]
1.さくらのうた
2.運命の人
3.クラクション
4.メガネが割れそう /メガネツインズ(高橋優&亀田誠治)

[DVD収録曲]
1.素晴らしき日常
2.太陽と花
3.BE RIGHT
4.靴紐
5.ほんとのきもち
6.おかえり
7.少年であれ
8.パイオニア
9.明日はきっといい日になる
10.オモクリ監督~9時過ぎの憂鬱を蹴飛ばして~
11.こどものうた
12.泣ぐ子はいねが
13.福笑い
~ENCORE~
14. 同じ空の下
※Bonus VTR(舞台裏)

◆高橋優オフィシャルサイト
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