“ヴァン・ヘイレンを発掘した”キッスのジーン・シモンズは、1970年代にアレックス&エドワード・ヴァン・ヘイレン兄弟と制作したデモをリリースしたいと考えているそうだ。

◆“ヴァン・ヘイレン画像

シモンズは、『Rolling Stone』誌のインタビューで、LAのクラブでプレイしていたヴァン・ヘイレンを見出したときのことをこう振り返った。「俺があのバンドを発見したんだ。彼らに会い、契約を交わし、NYへ呼びよせエレクトリック・レディー・スタジオへ入れた。彼らは、俺の会社Man of 1000 Facesと契約し、俺は彼らのデモをプロデュースした。俺はまだそれらを持っているよ。1stアルバムの要素すべてがそこにある。「House Of Pain」のより速いヴァージョンなんかもね。クールなものがいっぱいあるよ。でも、バンドはリリースしたがっていない。(デイヴィッド・リー)ロスがあれこれ、やっかいなんだよ。わかるだろ」

これらの曲は海賊盤で世に出回ったが、それ以外にも彼らと制作した未発表デモがあるそうだ。「俺が作った3曲をレコーディングした。ツアーの合間にLAにいるとき、アレックスとエドに電話し、“3曲あるんだ。俺は2時に(スタジオへ)行く。手伝ってみる気ないか?”って訊いたんだ」

「それで、一緒に「Christine Sixteen」をプレイした。俺がキーボードやほかをプレイし、エドがリズム・ギターやベースの上にソロを入れ、アレックスがドラムをやった」。彼らはそのほか「Got Love For Sale」「Tunnel Of Love」をレコーディングしたそうだ。

シモンズはこれらのデモを、計画中のソロ・ボックス・セットに収録したいと考えている。3曲ともいい出来だったため、シモンズはこれをキッスのレコーディング・セッションへ持ち込んだとき、当時のギタリスト、エース・フレーリーにエドワード・ヴァン・ヘイレンのソロ・パートをそのまま覚えるよう強制したという。

リリースはまだ先になりそうだが、シモンズはソロ・ボックス・セットにたくさんの未発表曲を収録したいと考えており、その中にはエアロスミスのジョー・ペリーがギターを弾いている曲もあるそうだ。

Ako Suzuki