【イベントレポート】加藤ミリヤ、笑いと涙でいっぱいの女子会イベント

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3月25日(金)東京・有楽町のビッグエコー新有楽町店にて、「加藤ミリヤ本人が参加する女子会」イベントが開催された。加藤ミリヤがファンとカラオケルームで直接触れ合い、感激したファンだけでなくミリヤ自身も涙するなど、大きな感動に包まれた一日のレポートをお送りする。

このイベントは、1月13日にリリースされたニュー・シングル「FUTURE LOVER-未来恋人-」と3月2日リリースのニュー・アルバム『LIBERTY』の発売を記念して行われたもので、DAM ☆ともで課題曲の「FUTURE LOVER-未来恋人-」、「リップスティック」を歌い応募して抽選で選ばれた方が、カラオケルームで加藤ミリヤ本人との女子会を楽しめるというもの。多数の応募の中から当選したラッキーな女子6名が参加して行われた。

この日の会場となったビッグエコー新有楽町店の「エレガントルーム」は、白を基調とした落ち着いたカラオケルーム。フローリングの床の上にソファーが並びいくつもクッションが置かれており、女子会にはもってこいのリラックスできる雰囲気の部屋になっていた。

本当に友達の部屋のような至近距離でミリヤと話せるだけあって、集まった6人のミリヤーは「こんなに近くに本人が来るなんて信じられない」とドキドキしている様子。ジャンケンで席順を決め、ミリヤの登場を待つ。


「こんにちはー!よろしくお願いします」とピンクのテンガロンハットと白いシャツ、ハーフパンツ姿のミリヤが登場すると、全員が大きな拍手と共に「きゃー信じられない!本物!」「ヤバい!」「細い!」と悲鳴のような歓声でお出迎え。「かわいい部屋だね~」と部屋を見渡して「みんなかわいいドリンク飲んでるね!じゃあ今日はよろしく!乾杯!」と各々が頼んだドリンクを手にミリヤの乾杯から女子会がスタートした。


緊張をほぐそうと、「みんな何飲んでるの?」と気さくに話しかけるミリヤの気遣いに「ヤバい緊張する!」とドキドキが止まらない様子ながら、名前や仕事、カラオケで良く歌うミリヤの曲等を順番に伝えて自己紹介を行った。「カラオケであ行から曲を順番に歌っていく」等、みんな熱心なミリヤーぶりを目の前の本人に伝えていく。オリジナルファッションブランド「KAWI JAMELE」を手掛けているミリヤだけに、それぞれのファッションも気になるようで「今日、私もそのTシャツ着てジム行ってたよ」と話しかけるなど、リラックスムードで進んで行った。


女子会の内容は、ボックスに入ったお題を順番に引いていき、そのお題に対して○×の札を上げて、みんなでトークするというもの。まずはミリヤがボックスから引いたお題は「男女の友情はやっぱりないと思う!」。せーので札を上げると、1人を除いて全員が○を上げた。×とした女子に「どうして男女の友情はないと思う?」とミリヤが訊くと「男友達もいるけど、もしもどっちかが好きになったらもう友だちじゃなくなっちゃうから」。それに対してミリヤは「確かにね、男の人の親友はむずかしいかもね」と答えつつ「あとのみんなは恋愛感情一切なしで友情ってあるって思う?でもまあこの話あんまり広がらないからいっか!」と話を終わらせて、全員爆笑。


続いてミリヤの隣の女性からボックスを引いてお題をチョイス。今度は「自分より男友達との予定を優先する彼は許せる?」というもの。「これはむずかしいなあ~」とミリヤ。「許せる」派の方が多いが、ミリヤ自身は×の札を上げた。「これは、許せると思ったんだけど、私は自分より忙しい人がいいから、そうすると貴重な休みのタイミングだとして、そこで私を優先してくれないと私いる意味ないし、そういう場合はなんか違うなと思う」というミリヤの意見に、頷きながら「あ~確かに」と納得している女性も。「ただ、基本的には私も○なんだけど」と、場合によるとのこと。高校生の頃から付き合っている男性と結婚して3年という女性は、「最初は喧嘩もいっぱいしたし、わかり合えなかったけど、今は落ち着いたからいいかなあって、許せるようになりました」と話し、他の既婚者の女性からも「相手は年下なんですけど、いざ付き合ってみると彼の方がしっかりしてたので、歳は関係ないんだなって」という話が出るなど、既婚者の話に全員が「へえ~勉強になる!」と興味深く聞き入っていた。


「彼氏に直して欲しいところがある時、すぐに言える?」というテーマでは、ミリヤ1人だけが×の「言えない」を上げ、「ええ~!?」と驚きの声が。「私だけだ!?じゃあみんなどんな感じで言うの?」と問いかえると、「みんなの前で言うのは良くないから、2人になったときに言う」との声が。また、彼の行動として「服を脱ぎっぱなし」「水が出しっぱなし」等が挙げられると、唯一「言えない」を選んだミリヤは「言うより行動する方が楽だと思っちゃう。例えば水が出しっぱなしだと思ったら、言わないで自分で片づける方が早いし」と話し、それに対して「でも、それがつもりにつもると重荷になったりしませんか?」という意見も。ミリヤは「そうかあ、あんまりないんだよなあ~ボーっとしてるのかな(笑)」と笑わせた。


部屋の中には、「FUTURE LOVER-未来恋人-」等、ミリヤの楽曲が流れている。最初は緊張ぎみの参加者たちだったが、徐々にリラックスムードになってきた。「私の恋愛パターン。追いかけられるより、追いかけたい!(追いかけたい人は○札を)」というお題には、ミリヤが「×」の札を上げる。しかし圧倒的に○が多いようだ。「みんな追いかけたいんだ?」というミリヤに「でも、逆に追われると逃げたくなる。なんだろう、わがままっていうか」「両想いだったら追いかけられたいけど、片思いの場合だと違うかも」「あんまり追いかけられるとつい、冷めちゃって」「そう、冷めちゃう!」等、活発に意見を交換しあう。1人ひとりの意見に、「うんうん」と聴き入るミリヤ。「攻めてる感じだね!」とみんなの話が楽しそうだ。その後もお金と男性にまつわることや、男性のルックスや趣味についてのテーマが議題に上がり、さまざまな意見を話し合う。


「女の子と二人でカラオケに行ったら浮気だと思う?(どこからが浮気? 浮気だと思う人は○)」というお題では、意見が割れた。ミリヤは○を上げて「だって、何の目的があって二人で行く必要があるの(笑)?」。それに対して「何も思わない」「自分が逆に、男の子と2人で行っても何も思わないで行くから」「え~なんで行くの!?」「ただ歌いたいだけ!」「え~でもカラオケに行くと密室だし」と、さまざまな意見が飛び交う。「でも、他の子と行くんだったらその時間を自分に使って欲しくないですか?」という「浮気だと思う」派の意見に、ミリヤも「そうだよね!?」と同意する。「じゃあご飯もやだってこと!?」と話し合う女性たちに、ミリヤは「ご飯もやだ」とさらに自分の意見を出すなど、ヒートアップしたテーマだった。


最後のお題は「こっそり自分のスマホをチェックしていた彼を発見。許せる?」というもの。「私、その現場を見て、キレました!浮気はしてないけど、友達とのプライベートを見られたことがすごく嫌で」という声が上がったものの、ミリヤは「許せる」派のようで、「私の個人的な意見は、“そんなに私のことが気になる?そんな好きか!”みたいな(笑)」と、さすがの寛容な感受性を発揮して全員を和ませつつも、「そう思うし、自分が不安にさせてるのかなって気にもなる」と、複雑な女心を覗かせた。

ここで順番にお題を引いて2周りしたトークボックスコーナーは終了。イベントは後半に差し掛かり、ミリヤから現在の活動の様子が語られた。「みなさん、ツアーに来てくれると思うんですけど、今リハーサルをやっていて。アルバムを出してからツアーまでの期間が今回はいつもより短いからすごく大変で。音はほとんどできていて今はダンスのリハをしているんだけど。今回の会場のセットはいつもと違うアプローチだから楽しいと思うし、服もめちゃくちゃ派手な感じなので、早く見て欲しい」と、ツアーへ向かって準備に取り掛かっている様子を話してくれた。


そして最後に、各参加者からミリヤへの想いを伝えることに。しかし想いが募り言葉が出てこない様子に、「質問でも良いよ、なんでも訊いて」と優しく語り掛けるミリヤ。「恋愛してますか?」というストレートな質問に「恋愛は、してますよ」と答え、「私の歌は色んな曲があるけど、基本的にいつも恋愛していると思う。しかも、そんなに不幸な恋とかはしていないと思うよ。これくらいの年齢になると、不倫している子とかもいたり、色んな子が周りにいるんだけど、それに比べたら私は普通だと思う。結婚している同世代の子もいるし。でも私はそういう結婚願望もなくて」と心境を明かした。その包み隠さず本音で話す姿に、ファンも自分の想いを伝える勇気を与えられたのか、1人ずつミリヤに向かって話し出す。

「私は、上京してきたのが、ミリヤちゃんに会いたい、少しでも近づきたいという気持ちからで。だからミリヤちゃんに会うと生きる力とか明日も頑張ろうという気持ちになる」と伝えながら、思わず涙する女性に手を差し伸べるミリヤ。ほかにも、各々が自分の想いを語りながら、いかにミリヤの存在が自分にとって大きいのかを伝え、それぞれが感極まって涙を流した。その姿にミリヤ自身も涙を流しながらみんなに語りだす。

「嬉しい、本当に今日来てよかった。私のファンの子たちって、本当に良い子たちだから、ファンの子同士が良い関係っていうのがすごく良いなって。できれば私もみんなの顔と名前を覚えたい。私あんまり友達いなくて、ファンの人たちが友達以上にすごく大切だって思えるんだけど、でも普段どんな生活しているのかとか、何歳なのかとかも知らなくて。それなのに繋がってる感じがなんでするんだろうね?だから、こういう時間を作ってくれて、会えるっていうのは良いよね。私もすごくインスパイアされる。小さいイベントでも、数曲しか歌わないライヴでも、みんなが外で待っててくれて、車に乗って“じゃあね~”って帰るときに、これは「Breathe Again」にも書いているんだけど、そういうときになんか胸がキュンとなる感じがするの。自分が生きている意味とかを与えてくれてるのがみんなだから、それを返したいと思うのと、みんなにパワーを与えたい。人生1回だから、楽しんだ方が良いし、自分のことを好きになった方が良いし、好きな人と出会ったり好きな人と一緒にいた方が良いよね。でも一番は、自分が幸せかどうかだなって。そのためにはパワーがいるし、生きていくのは大変だから。本当に今日は来てくれて嬉しい。みんなには幸せでいてほしいんです。もらったお手紙もなるべく読めるようにしているし、誰にも言えない悩みを書いてくれてるんだろうなっていうときもあるから、そういうのはすごく嬉しい。今日は、逆にすごいパワーをもらっちゃって、また明日からも頑張ろうって思いました。だからみんなも頑張ろう。今日はありがとうございました!」と、熱いメッセージを贈ると、参加者の6人も笑顔でミリヤに拍手を贈った。そして、ミリヤの希望で1人ひとりハグ。最後は一緒に記念撮影をして、予定時間を大幅に越えて熱い想いの交流となった感動的な女子会イベントは終了した。


◆加藤ミリヤへのミニ・インタビュー
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