【ライブレポート】SPYAIR、フランス初単独公演で1000人が熱狂「本当にありがとう！」

SPYAIRが3月26日、パリのLA MACHINE du Moulin Rougeにて初のフランス単独公演を行った。この日よりヨーロッパ全土で発売開始となったアルバム『4』収録曲を中心に、新旧取り混ぜたセットリストで超満員の会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

◆SPYAIR 画像

SPYAIRがパリでライブを行うのは2013年に開催された日本のポップカルチャーイベント＜Tokyo Crazy Kawaii＞出演以来、2度目。「ハイキュー!!」「銀魂」といった数々のアニメ作品はフランスでの人気も高く、これらのテーマ曲を通してSPYAIRを知ったファンが着実に増加。現地からの熱いラブコールを受けて、念願の単独公演が実現した。



メンバーはライブ前日にもTVやWeb、雑誌などの取材に応じ、前夜にはフランスのメディアJapan FMのインターネット番組に出演。アコースティックの生演奏でプロモーションをするなど、世界をまたにかけるロックスターさながらの多忙な行程をおくっていた。

そして本番当日、開演前からファンの「SPYAIR! SPYAIR!」コールが高まり、膨らむ期待と共にステージの幕が上がった。ライブは「ROCKIN' OUT」「ファイアスターター」と冒頭から飛ばし、一瞬にして会場を興奮のるつぼに巻き込んでいく。音楽の力でファンを巻き込んでいくストロングスタイルは、数々の海外公演で経験を積んできたSPYAIRならではのものだ。



また、メンバーそれぞれが覚えてきたフランス語のMCを披露。「ジュ ヴ ゼム (愛してるよ)」「ヴゼット シュペール！(みんな最高！)」など、現地の言葉でファンとの交流を図ったほか、ライブ中に抽選で当たったファンをステージに上げ、「My Friend」を一緒に歌うというサプライズも実行した。これにはステージとフロアとが一体となり場内がますます温かい雰囲気に。さらに今回は、特効や映像など海外では滅多にできないステージ演出にも挑戦し、会場に集まったファンは大いに沸き上がった。

パリのファンの鳴り止まないアンコールに感動したメンバー一同を代表して、IKEがこう感謝を語った。

「今日こうしてここに立つことが出来たのは、SPYAIRを応援し、僕らのために集まってくれたみんな、そしてSPYAIRをパリに呼ぶために頑張ってくださったフランスのスタッフのみなさんのおかげです、本当にありがとう！」

そして、次回はより一層パワーアップして戻ってくることを約束、初のパリ単独公演を大成功に収めた。


SPYAIRは5月11日、昨年の2大アリーナツアーよりさいたまスーパーアリーナの模様を完全収録したライブDVD『DYNAMITE ～シングル全部ヤリマス～』をリリースすることに加え、夏には、昨年に引き続き単独1万人野外ライブ＜JUST LIKE THIS 2016＞を富士急ハイランド・コニファーフォレストにて開催することが決定している。

撮影◎Japan FM




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