【イベントレポート】松井玲奈、チャラン・ポ・ランタンとのコラボは「ごねたんです。“やだやだやだ、ひとりで歌いたくないよー”って。」

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松井玲奈が、4月9日に東京体育館にて、松井玲奈とチャラン・ポ・ランタン名義でリリースしたシングル「シャボン」の発売記念イベントを開催。SKE48卒業後初となるオリジナル曲をファンの前で披露した。

◆<松井玲奈とチャラン・ポ・ランタン コラボシングル「シャボン」発売記念ウルトラクイズ(初歌唱もあるよ~!)>画像

<松井玲奈とチャラン・ポ・ランタン コラボシングル「シャボン」発売記念ウルトラクイズ(初歌唱もあるよ~!)>と題された今回のイベント。松井玲奈はチャラン・ポ・ランタンとともにステージに登場すると、2000人のファンを前に笑顔を見せ、そしてさっそく、自身が主演するMBS/TBS系深夜ドラマ『神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎』の主題歌になっている「シャボン」を初披露した。

MCでは、「何より人が集まってくれたことに感動しています。みなさんありがとうございます。」と、集まってくれたファンを前に挨拶する松井。しかし“MCを聞かないといい曲なのに”と言われる(らしい)チャラン・ポ・ランタンのペースに少しずつ乗せられていってしまうことになる。

ニッポン放送『ミュ~コミプラス』で初対面した際にチャラン・ポ・ランタンが歌った「松井玲奈のテーマ」を披露しようという展開になると、曲中に“玲奈たん”の掛け声があることに触れて、「今日だけね、今日だけOKです。“玲奈たん”って呼んでいいのはチャラン・ポ・ランタンだけなんです。」と、普段はファンに禁止している“玲奈たん”呼びについて本人直々にOKが。曲が始まると、一体となっての「玲奈たん!」の声が会場に響き渡っていた。

ところで、松井の卒業後の歌手デビューは、当初ソロの予定だったという。「でも、ごねたんです。“やだやだやだ、ひとりで歌いたくないよー。チャランポが作ってくれなきゃ歌えない!”って。」と、松井が経緯を語ると、その駄々をこねる仕草に「そういう玲奈たん見たかったなー。」と、チャラン・ポ・ランタンのふたり、そして観客は身悶えていた。

そんな松井玲奈は、6月から始まる舞台『新・幕末純情伝』に沖田総司役で出演する。舞台に備えて、毎日スクワットをしていると明かすと、そのまま「やります?」と、スカートを少しまくりあげ、しっかりと足を開いて実際にスクワットを披露。松井のそのあまりに大胆な姿に「おおっ……」と、ファンの男性陣から思わず声が漏れる中、チャラン・ポ・ランタンのふたりが「(写真が)“本日の玲奈”ってなるね!」と「卒業して大胆になった玲奈」と写真のキャプション風にツッコミを入れると、「絶対やめて!」と、報道で入っていたカメラマンたちに写真を使わないよう懇願。その後も「卒業して大胆になった玲奈」ネタをチャラン・ポ・ランタンの小春が気に入り、ことあるごとに差し込んで会場からの笑いを誘っていた。

ラストにはシングル収録曲から、松井玲奈が初めて作詞した「からす座」を披露。ところが、最後の最後で歌詞を間違えてしまい、松井は思わず「あー! 間違えたっ!」とマイクを通して叫ぶ。そして恥ずかしさと悔しさからステージ上で深々と土下座すると、そのまま座り込んで「今日だけの特別バージョン……やー、悔しい!」と話すなど、ファンにとってはこれ以上ない松井玲奈のいろんな姿を目にすることができた激レアイベントとなった。

ミニライブ後に行なわれた記者会見では、松井玲奈は「あっという間で楽しかったなって。大好きなチャラン・ポ・ランタンさんとイベントができて幸せでした。」と満足気に語る。チャラン・ポ・ランタンも「私たち、出てもいいのかなって。(松井玲奈ファンは)優しいですよ。お客さんはアーティストの鏡ですね。(もも)」、「玲奈さんのお客さんだから、温かく迎え入れてくれたんだなって。(小春)」と、ステージでの時間を振り返った。また、松井自身が作詞した「からす座」については「曲自体が明るいので、明るい曲の中で疎外感を感じるような詞が書かれていたら面白いんじゃないかなって。」と、あらためて紹介した。

報道陣からの「今度はこんな曲を歌ってみたいとかありますか?」という質問には「こんな、え……演歌?」と一言。頭に思いついた“演歌”がそのまま口をついて出てしまったそうだが、この回答には誰もがビックリ。チャラン・ポ・ランタンのふたりも「“松ノ井玲奈代”みたいな?」「演歌にはアコーディオン似合いますから」と、和やかな会見となっていた。

なお、会見後には、松井玲奈とチャラン・ポ・ランタンと記念写真の権利をかけた、ウルトラクイズイベントも開催され、この日のイベントは終了した。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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