B.スプリングスティーンに続き、リンゴ・スターも公演を中止

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リンゴ・スターが、ブルース・スプリングスティーン同様、LGBTの人たちの権利を損なう州法を可決した米ノースカロライナ州での公演をキャンセルした。リンゴは6月18日、同州のケアリーでパフォーマンスする予定だった。

◆リンゴ・スター画像

リンゴは水曜日(4月13日)、以下のような声明を発表した。「その地域のファンをガッカリさせるのは申し訳ないが、僕らはこの嫌悪すべき事柄に立ち向かわなくてはならない。平和と愛を広めてくれ」「このグループの人たちは守られなくてもいいと考えるとは、なんて悲しいんだ」「一丸となって取り組もう。All you need is love」

“トイレ法”と呼ばれるこの法律HB2(Public Facilities Privacy and Security Act)は、トランスジェンダーの人々が使用できるトイレを制限する(出生証明上と異なる性別のトイレを使用できない)ほか、性的指向を原因に解雇されても法的に対抗できないなど、
LGBTの人々が反差別から保護されることも妨げている。

これには多くの反発の声が上がっており、ノースカロライナ州知事は火曜日(4月12日)、法を若干変更する行政命令を出した。しかしながら、トイレの制限に関しては変わらない。

また、ブライアン・アダムスもこれよりさらに厳しいと考えられる州法を通過させたミシシッピ州での公演を中止している。


Ako Suzuki
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