ジョー・ペリー「エアロスミスのラスト・ツアー、決まったわけじゃない」

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最近、スティーヴン・タイラーが2017年のツアーがエアロスミス最後のものになるかもしれないとほのめかし、ブラッド・ウィットフォードもフェアウェル・ツアーと呼ぶものを考えていると話していたが、ジョー・ペリーによると、ただそういう話が出ているだけで、なにか決まったわけじゃないそうだ。

◆エアロスミス画像

彼は『Rolling Stone』誌にこう話した。「フェアウェル・ツアーっていうのは、俺らがこの数年、話していることだ。大雑把に言って、この5年くらいだよ。何度か話が出てるってだけで、この時点で、5人が腰を落ち着け“やるときが来た”って宣言したことはない。だから、この場合“考えてる”って言葉が適してる。間違いなく、決まったわけじゃない」

タイラーは先日、同じく『Rolling Stone』誌のインタビューで、「俺は5月から8月にかけて(ソロ)30公演をやる。それで2017年は、エアロスミスとのツアーだ。俺ら、多分、フェアウェル・ツアーをやる」「まだオリジナル・メンバーでやっているバンドは2つだ。俺らとストーンズだ。俺はそれを有り難く思っているよ。フェアウェル・ツアーをやるのか、スタジオに入って新しいアルバム作るのか、なんであれ、俺はワクワクしている」と、ウィットフォードは年末、Eddie Trunkのポッドキャストで「俺ら、フェアウェル・ツアーって呼ぶ、幕を閉じるようなツアーをやろうと考えている」「年齢の問題だよ。何かが起きる。わかるだろ? 誰かができなくなるっていうのは、避けられない。だから、別れの挨拶をし、ありがとうって言いに出て…、きれいに終わりを迎えるのはいいことだと思う」と話していた。

タイラーがソロ活動に勤しむ間、ペリーは、アリス・クーパー、ジョニー・デップらとハリウッド・ヴァンパイアズのツアーに乗り出す。そして、2017年エアロスミスに戻るそうだ。ペリーはいまバンドを終わらせたいとは思っておらず、最後ではなく、ツアーにしろ新曲作りにしろ、エアロスミスのこれからを楽しみにしているそうだ。

Ako Suzuki
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