グレン・ヒューズ「俺とカヴァデールをプレイさせたがらなかったメンバーがいた」

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グレン・ヒューズが、ディープ・パープルのロックの殿堂入りについて語った。ディープ・パープルはようやく殿堂入りしたものの、歴代メンバー全員がその栄誉を授かったわけではなく、今年度の殿堂入りで1番もめたバンドになってしまった。結局、リッチー・ブラックモアはセレモニーを欠席し、ヒューズとデイヴィッド・カヴァデールは出席したものの、パフォーマンスには参加しなかった。

◆グレン・ヒューズ画像

Metal-Rules.comのインタビューで、2人がパフォーマンスしなかったことについて問われたヒューズはこう答えた。「率直に言わせてもらうと、ヒューズとカヴァデールがパフォーマンスに招待されない可能性は99.9%あった。誰とは言わないが、俺らが歌うのは相応しくないと考えたメンバーが1人いた。デイヴィッドと俺はずっと抵抗していたよ。でも、その夜、(2人のパフォーマンスは)ないって知ったんだ」

「チープ・トリックがトリを務め、シェリル・クロウやグレイス・ポッターと共に俺らもプレイするよう招待してくれた。ディープ・パープルとプレイしなかったことにムカついているかって? それは全くない。みんな、俺とデイヴが歌えることは知っている。みんな、俺らがあのバンドにいたことを知っている。俺にとっては、ディープ・パープルとファンを代表しアワードを受け取る、それが全てだった」

もし、ブラックモアも含めた3人がパフォーマンスに参加していたら、ロック史に残るリユニオンになっていただろう。

グレンはまた、ジョン・ロードが存命中に殿堂入りできなかったのが唯一悔やまれると話した。

グレンはこの日、セレモニーのときには知らされていなかったが、父親を亡くしていたそうだ。「ロックの殿堂入りで、俺は、多分俺が受け取ることができるであろう最大の功績を手にした。その同じ日、父が亡くなった。最も喜ばしい出来事から最も不安な出来事だ。父は俺が殿堂入りする前に亡くなったが、母はそれを俺が無事(NYから)LAに到着するまで知らせたくなかったんだ」と話し、貧しいながらも自分にギターを買い与えてくれた彼がいなかったら今の自分はいないと、父を偲んだ。


Ako Suzuki
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