サウンドを5Dタッチでコントロールできる「Seaboard RISE」に4オクターブモデル登場
エムアイセブンジャパンは、ROLIのMIDIコントローラーRISEの49 Keywaveモデルとなる「Seaboard RISE 49」を発売した。
英ROLI Ltdの「Seaboard RISE」は、MIDIコントローラー史上前例のない表現力の可能性を開く製品。鍵盤状のシリコン製Keywaveサーフェスにより、サウンドを5Dタッチでコントロール(打鍵の速さと強さ、打鍵後の持続的な圧力、上下/左右方向のスライド、離鍵の速さを検出)。直感的なジェスチャーにより音楽を形成する新しい方法を提供する。音源としては、専用のマルチディメンショナル・ソフトウェア・シンセサイザーEquatorをバンドル、BluetoothやUSBでコンピューター、タブレットまたはスマートフォンと接続することが可能だ。
▲トップパネル左にはフェーダー、XYパッドを用意。その右に柔らかなシリコン製のKeywaveサーフェスを配置。
日本では2月25日に25 Keywaveモデルの「Seaboard RISE 49」が発売を開始。このRISE 25の基本性能を備えつつ、Keywaveを49まで拡張することで4オクターブに対応したのが、今回登場の「Seaboard RISE 49」。ステージ・パフォーマンスにも理想的な仕様で、本体サイズは834×210×22.86mmで重量は5.5kg。持ち運びに便利な専用ソフト・ケースも付属する。搭載インターフェイスは、コンティニュアス・ペダル入力(1/4インチ端子)、USB B端子(MIDI出力および電源)、USB A端子(周辺機器の充電用)、9–12V 2A DC端子(電源アダプターはオプション)、Bluetooth。
▲iPhone、MacとはMIDI over Bluetoothによりワイヤレスでも接続可能。Equatorはモジュラー式のシンセで、5タッチを生かした多彩なモジュレーションが可能。
製品情報
価格:オープン(MI STORE価格 168,000円)
発売日:2016年5月2日
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