【イベントレポート】和島あみ＆片平里菜、アニメ『迷家-マヨイガ-』に「いい意味で裏切られる」「結構、えぐいですね…」

5月15日に東京 ポニーキャニオン本社ビルにてTVアニメ『迷家-マヨイガ-』OP＆ED曲の発売記念イベントが行われ、OP曲を担当する和島あみとED曲を担当する片平里菜、そして『迷家-マヨイガ-』メインキャストから酒井広大（光宗役）、相坂優歌（真咲役）、八代 拓（颯人役）、五十嵐裕美（リオン役）の計6人が出演した。

◆和島あみ、片平里菜、酒井広大、相坂優歌、八代 拓、五十嵐裕美 画像

この日の会場には『迷家-マヨイガ-』と各出演者のファンが後ろまで詰めかけ、来場者の増加にあわせて椅子を増設する盛況ぶり。アニメは現在第六話（WOWOW先行プログラムでは第七話）までオンエアされているが、MCをつとめる伊藤氏からアニメを見ているか聞かれたアーティスト陣二人は「毎週実況やってるんですけど、いい意味で裏切られてます」（和島あみ）、「見てます。結構、えぐいですね……」（片平里菜）とそれぞれ実感たっぷりに語る。

特に片平の“えぐい”というキーワードには、キャスト陣から五十嵐裕美が「やっと皆が求めていたえぐさが出てきたよね。どいつから居なくなるんだっていう」とアニメ内容に対してのファンの期待をダイレクトに代弁。「死を求めてるんですね」という酒井広大が思わせぶりな展開に持っていったところで八代 拓が「（OP映像中に出てくる蝶にかけて）友達が“みんな蛾になって飛んでいくんだ”って言ってました」とかぶせ、相坂優歌が「ちょうちょでしょ！？　蛾って言わないで！」と声をあげるなど、終始笑いの絶えないトークコーナーが繰り広げられた。

今回のタイアップでは和島あみが本作でCDデビュー、片平里菜が初アニメタイアップと、どちらもアニメでは初めて聴く組み合わせだ。登場人物に関して和島の推しは第六話でも登場した「らぶぽん」。一方片平はツアー参加者ではない「運転手」に救いを求めているという。

和島と片平はこのイベントが初共演となっており、和島は片平のED曲「結露」に対して「自分の激しめなOP曲に対して、対照的な感じで癒やされます」と緊張しつつも素直な感想を出していく。また、自身の曲については「このアニメのEDでデビュできるのがすっごい幸せだなって。最後のサビは、何とか溢れだしてくる感を出したくて何度か録りなおしもさせてもらいました」と収録時のエピソードを語った。

片平はそんな和島が17歳でOP曲「幻想ドライブ」を歌っていることに対し「びっくりしました。17歳で上手いなと思って。恐ろしくなりました」と嬉しそうな顔を見せる。ちなみに片平のほうは一発で書き下ろした楽曲が採用された。「アニメタイアップが初なので構えていたんですけど、大丈夫でした。水島監督からは『見終わった後にほっとするようなアコースティックなものを』と言われていました」とのことだ。

イベント後半では、出演者から別の出演者へ向けたQ&Aコーナーを経て、和島あみと片平里菜がそれぞれ『迷家-マヨイガ-』タイアップ曲を含む2曲ずつを披露した。和島はこのライブがなんとライブ２回目。アニメOP曲「幻想ドライブ」では熱量に満ちた歌唱で会場を盛り上げ、2曲目にはc/w曲の「キミへ」をライブ初公開した。

続いて会場に現れた片平里菜は「カッコ良かったー！ライブ2本目だってこれが。私（自分の）初ライブの時には半泣きしながらライブしてた（笑）」と和島の奮闘をねぎらいつつ、ED曲「結露」を弾き語り披露。生ライブならではのぬくもりで会場に癒やしを広げ、最後は自身の人気曲「女の子は泣かない」でキュートに締める。

そしてラストの出演者コメントでは、主演の酒井広大がイベント中の“無茶ブリ”に応え、アーティスト2人を讃えるリリックと番宣も交えた即席ラップを披露。緊張の冷や汗で汗だくになりつつ会場の全員を巻き込んだ「１、２、３、マヨイガー！」という掛け声で会場をまとめ上げ、来場者からの熱い喝采のうちにイベントを終えた。

TVアニメ『迷家-マヨイガ-』は現在MBSアニメイズム枠、WOWOWにて放送中。また、5月18日20時からはニコニコ生放送にて1話～6話の振り返り上映会が行なわれる。

■「迷家-マヨイガ-」1話～6話振り返り上映会
2016/05/18(水) 開場:19:50 開演:20:00
http://live.nicovideo.jp/gate/lv262331844