【イベントレポート】GEM 武田舞彩、初ソロイベントであらためてLA留学の決意語る。「約2年後、武田舞彩の革命を!」

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最初のコーナーは、小学3年生の頃から歌を始めたというエイベックス・アーティスト・アカデミー時代の映像を初公開。しかし舞彩、熊代珠琳らと一緒にレッスンしていた大阪校時代の映像を目の前にして、解説することを忘れて誰より見入ってしまう。「舞彩ちゃん?」と、OKD氏の呼びかけにも応えない。「あなたが説明しないとわからないから。」と、OKD氏からツッコミが入ると、「見入ってしまいました。思い出に……。」「あなたが浸っちゃダメだから!」と、武田舞彩 feat. OKDの掛け合いも好調だ。

一方、幼い頃の映像からわかるのは、昔から武田舞彩はちゃんと歌えていたということと、名古屋校に移って出演したイベント(中学1年生くらい)で福原美穂の「LOVE~winter song~」を歌ったことがきっかけで、今の歌い方と声を確立したこと(歌で低い声を出そうと意識してたら地声も低くなったらしい)。そして、やっぱり小さい頃から可愛く、そして人気だったこと。

そして歌のコーナーへ。まずはGEMの最新アルバム『Girls Entertainment Mixture』にやっと収録された、武田舞彩ソロ曲「EMERGE!!」。「歌っていいですか?」と会場に呼びかける舞彩に、会場後方からその様子を観覧していた伊山摩穂が「踊っていいですか? バックダンサーします。」と、そっとつぶやき、熊代珠琳も「踊ろうよ」と笑う。そしてふたりはステージ脇のOKD氏にLINEを飛ばすことになる。武田舞彩のステージに華を添えるために──。

まるでこれからの自分自身のことを歌ったかのような、未来に立ち向かう勇気を描いた「EMERGE!!」を歌い上げる舞彩。最後のサビ部分に差し掛かって、伊山と熊代がステージへと飛び込んでくる。観客から驚きの声が上がる中で、突然バックダンサーを務めたふたり。もちろん伊山の思いつきなので、リハーサルはもちろん、ふたりはウォーミングアップもなし。かつ舞彩も含めて(OKD氏以外)誰も知らなかったサプライズ。歌い終わって一言も話さずに駆け足でステージから消えたふたりに、「天使が。天使が。今のは誰だったんでしょうか? 髪切ってわかんなかったね。嬉しい! ありがとう! 友よ!」と後方に手を振った舞彩であった(なお、この後、OKD氏から曲中にふたりから連絡がきて踊ることを許可したことと、前日のイベントで一緒だったにも関わらず、今日の本番前、熊代に会った舞彩が「あれ? 髪切った?」と言っていたことが明かされた。熊代は前日の時点ですでに髪を切っている)。

さらに、揺れる赤いサイリウムと手拍子の中で、舞彩は絢香×コブクロ「WINDING ROAD」と、絢香「Power of music」を気持ちよさそうに披露する。なぜこの2曲なのか。舞彩曰く「絢香さんは……師匠です。しょこたんさんは私のアイドルです。」とのこと(「Power of music」は初めて聴いた時にビビッときたそうだ)。さらに今の自分にも通じるものがある曲として、Kiroro「未来へ」を綺麗なファルセットで響かせる。母親への感謝と、その元を離れて自分の未来に向けて歩き出すことを歌ったこの曲。もしも、舞彩のお母さんがこの会場にいたならば、娘の歌をどんな気持ちで聴いただろうか。舞彩はどんな気持ちでこの歌を歌ったのだろうか。
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