【ライブレポート】アプガ、武道館前にニューシングル&陸の孤島行き決定。「絆をさらに深めつつ」

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アップアップガールズ(仮)が自身のZeppツアーファイナル公演を7月3日に東京・Zepp DiverCity にて開催し、ステージ上でニューシングルのリリースや<陸の孤島秘境ライブ>などを含む、様々な企画を一挙に発表した。

◆アップアップガールズ(仮)Zepp DiverCity公演(Rehearsal Show/本公演) 画像



今回のZeppツアーは6月12日のZepp Sapporoを皮切りに全4都市で行われ、11月8日に開催されるアプガ初の日本武道館公演に向けて大きな弾みをつけるツアーとなった。ツアーファイナルでは本公演前にリハーサルをショウとして開放し、スペシャルミニライブやミーグリをあわせて実施。さらに本公演の模様はAbema TVでも生中継され、スペシャルゲストミュージシャンとしてLoVendoЯの魚住有希がギターで参加。生のピアノ演奏での歌唱をおこなうなど、あの手この手でライブを楽しめる試みが取り入れられている。


ソールドアウトとなった熱気あふれる会場に、ダイナミックなサウンドが轟くと、ステージの幕が徐々に開きステージに7人が登場。7色の光に照らされたメンバーは、パワフルなロックチューン「イチバンガールズ!」から勢い全開でライブはスタート。無数のレーザーが飛び交い、カラフルなライトが瞬く中、気合の入った歌とダンスを見せるアップアップガールズ(仮)に、観客も大きな歓声で応えていく。



バキバキのEDMチューン「Shout!!!!!!!」からは、LoVendoЯの魚住有希がギターで加わってパフォーマンス。魚住のギターのグルーヴが、7人のステージングに新鮮な空気を与えていく。「Beautiful Dreamer」は切なさと力強さがアップし、「青春の涙」はよりエモーショナルに響く絶妙な化学反応を見せた。


ここで佐藤綾乃が、「今回、魚住さんに素敵なギターを弾いてもらったきっかけが、実は私なんです。以前、ギターに挑戦したんですが、その頃はまったく上達せず、一度ギターを封印したんです。でも、私がアプガの曲をギターで弾いて、メンバーが踊る夢があるんです。その夢を叶えるために、私は今、魚住さんにギターを教わっているんですけど、ツアーファイナルという場所で、満員のみなさんの前で、これから披露したいなと思います」と語ると、佐藤はアコースティックギターを手にし、6人がパフォーマンスするというスタイルで、「このメロディを君と」を披露。アプガのパフォーマンスにメンバーによる楽器演奏が加わるという、これまでにないステージを見せてくれた。

また、佐保明梨は11月8日の日本武道館までの時間を「今日を入れて、あと128日」と明確にコメント。ここまで何度も武道館への思いを強くしてきた彼女たちだが、ぎりぎりまで挑戦を繰り返しては自らのキャパシティを上げていく戦いが続く。「もちろん、武道館の先も、ずっとずっと大きなことに挑戦していきたいグループでありたいなと思うんですけど、今回も、7人で新しいことに挑戦したいなと思います。この挑戦をするにあたって、7人でいろいろ悩んだり、どうしたらいいかわからなくて、リハーサルで泣いたんです。それくらい、すごく私たちにとっても意味のある挑戦になると思います。7人で心をひとつにして、みなさんに歌を届けたいと思いますので、よろしくお願いします」と佐保が声にした後には、生のピアノ演奏で歌唱する「キラキラミライ」へ。美しいピアノの旋律と7人のハーモニーが溶け込み、優しい空気が会場を包み込んだ。

感情をしっかりと込めて歌を歌い終え、感極まった関根梓は涙を流す。彼女が「この「キラキラミライ」は、大きなキラキラした夢へ向かって、無我夢中で進んでいく、そんな意味もたくさん込められてます。私たちも大きな夢へ向かって、日本武道館以上の夢をもっともっと目指して、前だけを見てがむしゃらに突き進んでいきたいので、これからも応援よろしくお願いします」と語ると、観客からは大きな拍手が送られた。
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