【インタビュー】KOTOKO×ALTIMA、深い絆と4人の火花が聴く者の心を揺さぶりまくるコラボシングル「PLASMIC FIRE」

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KOTOKOとALTIMAによる奇跡のコラボレーション・ユニットにより、シングル「PLASMIC FIRE」が7月20日にリリースされた。タイトル曲は、7月23日より全国24館にて公開予定のアニメ映画『アクセル・ワールド-インフィニット・バースト-』の主題歌。TVアニメ版『アクセル・ワールド』では、第1期エンディングをKOTOKO、第2期オープニングをALTIMAがそれぞれ担当し、レーベルメイトとしても付き合いが長い2組だけに、サウンドでもインタビューでも相性の良さを見せてくれた。

◆KOTOKO×ALTIMA~画像&映像~

■ことあるごとに一緒にやりたいという話はしていたんです
■そんな4人が満を持してなので決まった時はすごく嬉しかった


――アニメ『アクセル・ワールド』の第1期エンディングをKOTOKOさん(「→unfinished→」)、第2期オープニングをALTIMA(「Burst The Gravity」)が担当していただけでなく、以前から楽曲提供や歌詞提供でも交流がありますよね。

KOTOKO:はい、まさに! イベントでご一緒させてもらったり、MAONちゃんのソロで歌詞提供をさせてもらったり、SATさんに「Frozen fir tree」を作曲してもらったりしています。

SAT:特にKOTOKOさんとは楽曲提供させてもらっているだけでなく、付き合いも深いですから。KOTOKOさんのツアーにゲストで参加したり、プライベートでも飲んだりしてますし。

KOTOKO:何年の付き合いだろうね? SATさんがfripSideでデビューして間もなくお会いしているんですよ。MAONちゃんもデビューの時にお会いしていますし、MOTSUさんもALTIMAに入る前にイベントでご一緒させていただいてるんですよ。その時に、「何か一緒にやりたいね」って声をかけていただいて、ことあるごとに一緒にやりたいという話はしていたんです。そんな4人が満を持してみたいな感じなので、決まった時はすごく嬉しかったです。


▲「PLASMIC FIRE」<アニメ盤>


▲「PLASMIC FIRE」<通常盤>


▲「PLASMIC FIRE」<KOTOKO ver.>


▲「PLASMIC FIRE」<ALTIMA ver.>

――じゃあ、曲作りをするにしても話は早いですよね。編曲を考える中で、ALTIMAとKOTOKOさんの融合というのは、どんなことを考えました?

SAT:以前、アニメ『アクセル・ワールド』のオープニング、エンディングだった、「→unfinished→」(KOTOKO)も「Burst The Gravity」(ALTIMA)も僕が作っていますが、区別はしていないんです。僕のサウンドそのものなので。だから、何か特別なことをしたかと言えば、していないんです。ただ、コラボなのでKOTOKOさんとMAONの歌声がマッチする微妙な線があるので、そこは編曲の時に気をつけました。

――歌い分けもありますしね。

SAT:そうなんですよね。それが結構大変で。

KOTOKO:SATさん、キー設定にこだわっていて。私は割とハイトーンなんですけど、MAONちゃんは低音が出る歌声なんです。二人の良いところが出るようなキー設定で練られているなぁというのは曲をいただいてすぐにわかりました。SATさんの曲はレンジが広くて難しい曲が多いんですけど、この曲はそこまでレンジを広くとっていなくて、歌いやすさ重視で、二人が歌で、どう出たり入ったりするのかという分量も緻密に計算されていて。みんなで歌うための曲というのがすごく伝わってきました。

SAT:実は意外と無意識でやっているんですよ。たまたま上手くいっちゃうという・・・。

――いやいや、ご謙遜を。ユニゾンからKOTOKOさん、MAONさんに分かれていくような部分とか絶妙ですよ。

KOTOKO:曲を渡された時から、ここはユニゾンで、ここは誰々って、もう振り分けられていましたからね。

MAON:私はこういうデュエットのような形で歌うのが初めてだったんです。最初にKOTOKOさんが仮歌を入れてくださったんですけど、仮歌の段階からKOTOKOさんの歌のパワーがバチバチ伝わってきて。それを聴きながら「ここに私の声が入るんだ!」って想像しながら歌の練習をしていました。

――デュエットというところで、一番気を使ったのは?

MAON:KOTOKOさんが力強さもありながら、女性らしい歌声だったので、私は低めの声でかっこよく歌えるように頑張りたいなと思って。あとは、自分の声のトーンや歌い方、息遣いなどをどう歌おうかなというのを考えました。

KOTOKO:仮歌のイメージがあるから、あとから歌う人の方が難しいんですよね。ここにどう自分の声を乗せようかっていう難しさはMAONちゃんのほうがあったんじゃないかな。

MAON:でも、二人で歌を作っていくというのがすごく刺激的で楽しかったんです。

――しかも、MAONさんにとってKOTOKOさんは憧れの先輩なんですよね。そのKOTOKOさんと一緒に歌うというのも刺激的だったんじゃないですか?

MAON:いつもカラオケでKOTOKOさんの曲を歌わせていただいてますからね(笑)。それくらい大好きな曲がいっぱいあって、デビューの時からいろいろなアドバイスをくれたり、ずっとお世話になっていますから。今回こうして、KOTOKOさんと一緒にKOTOKOさんの言葉で歌わせていただけるなんてすごく嬉しかったです。


▲KOTOKO

KOTOKO:レーベルメイトとしては長かったけど、意外と接点があるようで接点がなかったんです。MAONちゃんに歌詞を書いているのも一曲だけですし。2~3年前に学園祭で同じステージに立って、歌ったのが一緒に歌った最初だよね?

MAON:そうでしたね。でも一緒に何かを作るというのは初めてだったからすごく嬉しくて、「PLASMIC FIRE」も一人で何回も聴いています。

◆インタビュー(2)へ
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