ザ・ストラッツ、<サマソニ>出演のため日本初上陸

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▲左からジェド・エリオット(B)、アダム・スラック(G)、ルーク・スピラー(Vo)、そしてゲシン・デイヴィス(Dr)。

去る3月にデビュー・アルバム『エヴリバディ・ウォンツ』が全米リリースされた話題のロックンロール・バンド、ザ・ストラッツが<サマーソニック2016>に出演のため、日本初上陸を果たした。

◆ザ・ストラッツ画像

英国はダービーで2012年に結成されたこのバンドは、2014年にはザ・ローリング・ストーンズのパリ公演のオープニング・アクトに抜擢されて注目を集め、昨年末にはモトリー・クルーからの誘いを受け、同バンドのフェアウェル・ツアーの最後の4公演(ラスヴェガス及びロサンゼルス)に出演。さらにごく最近では、8月9日に行なわれたガンズ・アンド・ローゼズのサンフランシスコ公演にもスペシャル・ゲストとして招かれていたりする。そうした事実にも象徴されているように、彼らはライヴに非常に定評のあるバンド。<サマーソニック2016>でもそのパフォーマンスには注目したいところだ。


現在は活動拠点をロサンゼルスに移し、かつてとは比べものにならないほど忙しい日々を過ごしているという彼ら。フロントマンのルーク・スピラーは「忙しいということは何かが起こりつつあることの証だし、僕らはそんな生活を楽しんでいる。新曲もどんどんできてきているしね」と語る。ダービーでの共同生活時代には猫4匹と一緒に暮らしていたこともあり、時折猫が恋しくなることがあるのか、日本上陸早々、都内某所の猫カフェに出向いて寛いだという、ちょっと可愛らしいエピソードも。ちなみに4人が日本で最初に食したのは、ラーメンだったという。

そんな彼らのインタビュー記事は改めてお届けする予定だが、取り急ぎ今回は、明日に控えている<サマーソニック2016>に来場予定の皆さんに向けての、メンバーたちからのメッセージをお届けしておこう。

ルーク:まずはザ・ストラッツを代表して、日本のファンの皆さんのサポートに感謝したい。
ジェド:サポートを、アリガトウ!(←日本語で)
ルーク:うん、本当にアリガトウ。明日と明後日、東京と大阪で、直接みんなと会えるのが待ちきれないよ。そしてみんなが笑顔で僕らのライヴを楽しみ、もっとこのバンドが欲しいと感じてもらえるよう願っている。
アダム:僕らの出演時刻は早い時間帯だけど、ぜひ遅れずに観に来てほしいな。
ゲジン:12時過ぎということは、ランチ・タイムか(笑)。ラーメンを食べた直後に暴れ過ぎたりしないように!(笑)
ルーク:冷たいラーメンがあるなら、暑い昼間はそっちのほうがいいかもね(笑)。
アダム:いや、それだったら寿司のほうがバッチリなんじゃない?
ルーク:とにかく僕ら自身も明日と明後日のステージを楽しみにしているし、早いうちに絶対に自分たちのツアーで戻ってきたいと思っているんだ。だから今回観に来られない人たちも、それが実現するのを待っていてほしいな。

ザ・ストラッツの<サマーソニック2016>でのライヴは、8月20日の東京公演では12時20分、21日の大阪公演においては11時15分から、いずれもマウンテン・ステージで行なわれる。今、数多くのバンドたちからの羨望のまなざしを浴びせられているロックンロールの新星のステージを、ぜひこの機会に目撃してほしいものだ。

文・写真:増田勇一

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