元3ドアーズ・ダウンのマット・ロバーツ、38歳で死去

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元3ドアーズ・ダウンのギタリスト、マット・ロバーツが土曜日(8月20日)、チャリティー・イベントでパフォーマンスするため訪れていた米ウィスコンシン州のホテルで亡くなった。まだ38歳だった。

◆3ドアーズ・ダウン画像

警察の発表によると、「ロビーで寝ているか意識を失っている男性がいる」との通報があったという。死因はまだ明らかにされていない。

同じホテル(隣の部屋)に滞在していたロバーツの父親は、CNNにこう話している。「今朝8時50分、ドアをノックする警察官に起こされた。親としては恐ろしい状況だ。彼らに“マット・ロバーツはあなたの息子さんですか?”と訊かれ、“そうだ”と答えた。“悪い知らせがあります。マットは昨晩、亡くなりました”と言われた」

父親は前の晩、自室に入る際、息子とこんな会話を交わしていたそうだ。「マットは、僕の部屋のドアを開けてくれ、“なにか必要なことがあるかもしれないから(2人の部屋をつなぐ)ドアは開いておくように”って言ったんだ。彼はいつも僕の面倒を見てくれていた」これが息子との最後の瞬間になった。

ロバーツは90年代後半、ブラッド・アーノルド(Vo)、トッド・ハレル(B)と3ドアーズ・ダウンを結成。2000年に『The Better Life』でデビューし、サード・アルバム『Seventeen Days』(2005年)とそれに次ぐ『3 Doors Down』(2008年)が全米1位に輝いた。

ロバーツは健康上の問題により2012年にバンドを脱退。父親は、「息子は(3ドアーズ・ダウン時代から)不安障害と処方箋薬の依存症に苦しんでいたが、もう克服したはずだ」と話している。

合掌。

Ako Suzuki
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