【ライブレポート】アンカフェ、HEROら10組出演<“Visual Parade” Extra at Summer’16>2days

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8月20日(土)と21日(日)の2日間、渋谷 TSUTAYA O-WESTにてヴィジュアル系バンド計10組が出演するイベント<Visual Parade” Extra at Summer’16>が行われた。

◆ライブ画像

20日(土)には葵-168-、アンティック-珈琲店-、DIV、HERO、mitsuが出演。21日(日)にはアンティック-珈琲店-、FEST VAINQUEUR、Black DASEIN、THE MICRO HEAD 4N'S、Mix Speaker's,Inc.が出演した。両日ともライブ中の転換時に音楽誌『Stuppy』の編集長ぽっくんと出演アーティストによるトークも行われた。


20日のステージのトップを飾ったのは葵-168-。葵-168-は「requiem」や「雪月花」など激しい楽曲から、儚さを感じさせるバラード「蜃気楼」、妖艶な雰囲気の「SCANDAL」、ポップな「スピカ」など枠に捕らわれない幅広い音楽性を提示してくれた。


2番目に登場したアンティック-珈琲店-は最新シングル「生きるための3秒ルール」や大黒摩季のカバー曲「熱くなれ」を突きつけ場内に熱気を巻き起こす。ライブの定番「スマイル一番イイ♀~2016ver.~」ではフロアとの掛け合いで一体感を演出。最後にぶつけた「千年DIVE!!!!!」の頃には、観客たちのブンブン振り回すタオルにより、会場全体に熱気が攪拌されていた。


中盤では元v[NEU]のヴォーカリストだったmitsuが登場。透き通る歌声と心地好いメロディーを這わせしっとり「Naked」を歌えば、キラキラとした輝きを与えた「蛍」や疾走感満載な「エトリア」を提示。最後に届けた「For Myself」では、mitsuの想いが嬉しく胸を揺さぶってくれた。


続いては10月に解散が決まったDIV。幕開けと同時に、牙を剥いた攻撃ナンバー「ANSWER」を披露。一転、DIV流ダンスロック「神様がもしいるなら」を通してフロアをディスコ空間に塗り替える。「イケナイKISS」や「ゴールデンキネマ劇場」では場内にモッシュが起こり大暴れの風景を描き出していた。


トリを飾ったHEROのライブは、場内の人たちが肩を組みはしゃぎ続けた「カントリーロード」からスタート。場内をモッシュ空間に染め上げた「ALIVE」。“大きな声で”“出てこいやー”の掛け合いも楽しい「超過激愛歌~Super Ultra Love song~」など、HEROは終始笑顔が生まれるトリに相応しいステージングを見せてくれた。


止まぬ熱狂に応えたアンコールでは、葵-168-の葵、アンティック-珈琲店-の輝喜とゆうきも飛び入り参加し、“ヴィジュパレ”のお題でHEROのJIN(Vo)がトークで会場に爆笑を起こしてから、HEROの楽曲「ソプラノ」を演奏。世代の近いアーティストが集まった日になり、最後に微笑ましく感じたセッション風景を見れたのも嬉しいサプライズだった。

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