ジョニー・マー「僕と同じような辛い体験をしたのはヨーコ・オノだけ」

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ジョニー・マーは、ザ・スミスを脱退・解散した際に味わった長く辛い想いがわかるのは、長年、ザ・ビートルズを解散させたと非難されてきたヨーコ・オノしかいないと感じているそうだ。

◆ジョニー・マー画像

彼は『Q』誌のインタビューでこう語った。「メロドラマにしたくはないが、バンドが終わったことに対して、僕と同じように長い間これだけ辛い想いを抱いていたのは、ヨーコ・オノ以外いないと思う。それに、僕はまだ23歳だったんだ。この先何年も自分の立場を説明し続けなきゃいけないんだろうって感じていた」

ザ・スミスの解散に関して、彼はこうも語った。「選択の余地はなかったとだけ言える。長い間かけて築き上げてきた想いだった。衝動的ではなかった。めちゃくちゃで最低だったけど、辞める前しばらく、ほかに道はないって思っていた」「とても悲しいことだったが、絶対に避けることはできなかった。ザ・スミスは僕が結成し、僕のバンドだった。それが無くなるのは、本当に辛かったが、未来が見えなかった」

マーは、ザ・スミスが終わったとき、ギタリストでい続けるとは思っていたが、失業手当を受けることになるかもしれないと懸念していたそうだ。

ジョニー・マーは、これらの想いを詳しく綴った自伝『Set The Boy Free』を来週(11月3日)に出版する。

マーは、2009年にヨーコ・オノが単独では初となる音楽アワード(Mojo誌からの功労賞)を受賞したとき、「彼女にはその価値がある。彼女はずっと、なんの理由もないのに、無知で自制心がなく、本当に心無い報道に悩まされてきたんだから。それに彼女のアルバムもかなりいい」とコメントしていた。

Ako Suzuki
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