氷室京介、＜LAST GIGS＞映像作品が3月発売へ

氷室京介のファイナルライブとなった4大ドームツアーより、東京ドーム公演の模様を収めた映像作品『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』が2017年3月1日に発売されることが明らかになった。

耳の不調を理由に、同ツアーをもってライブ活動無期限休止に至った氷室京介。2016年4月23日の京セラドーム大阪2Daysを皮切りに、ナゴヤドーム、福岡ヤフオクドーム、東京ドーム3Daysの計7公演を行い、30万人を動員。35年に及ぶライブ活動に1つの幕が降ろされた。

最後のステージとなった5月23日の東京ドーム公演では、ソロ楽曲とBOØWY楽曲を織り交ぜた全35曲に、ステージ裏側の席までびっしりと埋め尽くされた5万5000人の観客から会場が揺れるほどの歓声が沸いた。そして、日本のロックシーンを大きく塗り替え、幾多もの伝説を作ってきた氷室京介の最後のステージに多くの涙が溢れもしていたのも事実。その映像作品には、ファイナル公演で演奏された全35曲、約200分を超えるステージが完全収録される。

氷室は、このドームツアーを行う時に「7公演全てを通して1つのLAST GIGSなんだ」と語っていた。そこには35年という長い歴史をずっと支えてくれたファンに向けて、最後まで1公演1公演、完璧なステージを届けるという強い思いがあった。そんな氷室の思いと「各公演の映像作品を発売して欲しい」という多くの声に応え、初回BOX限定盤にはファイナル公演以外の全会場から厳選された16曲に加え、各地でのMCも収録されたスペシャル映像が“LE PROLOGUE”と名付けられ付属される。“LE PROLOGUE”が意味するものが、ファイナル公演に向けられたのではなく、これからの氷室京介の始まりかと思わせるような力強い内容になっているという。

ファイナル公演から半年以上が経った今もなお、「俺たちは、氷室京介を卒業できない」という合言葉を胸に掲げる全てのファン待望の映像作品だ。忘れる事の出来ない氷室京介の伝説のステージが、映像作品として完全に蘇る。