アレサ・フランクリン、年内の引退を宣言

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ソウルの女王、アレサ・フランクリン(74歳)が、引退を計画していることを明かした。年内、レコーディングするアルバムを最後とし、その後は孫とゆっくり過ごしたいそうだ。

◆アレサ・フランクリン画像

デトロイトのテレビ局WDIVの番組に出演したアレサは、「言っておかないと、私は今年リタイアする」と宣言。「今年が最後になる。レコーディングはするわ。でも、コンサートは今年が最後。それで終わりよ」と話したという。

「人生でずっとやってきたこと」を辞めようと決断したのはほろ苦い想いだが、これまでのキャリアに満足しており、今後、孫たちともっと一緒に過ごせることを楽しみにしているそうだ。ただ、どこにも行かず何もしないのも良くなく、ワンオフの公演などを行なう可能性はあると話した。

アレサは間もなく、デトロイトのスタジオでスティーヴィー・ワンダーをプロデュサーに迎え、新作のレコーディングを始めるという。アルバムは9月にリリース予定。

19歳からパフォーマンスし続けてきたアレサは、20枚以上のシングルが全米1位に輝き、1968~1975年8年連続でグラミーの最優秀女性R&Bヴォーカル・パフォーマンスを受賞するなど、計18個のグラミーを獲得したほか、レジェンド賞や功労賞らの特別賞も受賞。1987年に、ロックの殿堂入りした初の女性となった。また、2005年には大統領自由勲章が贈られている。

Ako Suzuki
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