船村徹、逝去

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2月16日、船村徹が心不全により逝去した。84歳だった。

◆船村徹画像

日本を代表する作曲家として、戦後から昭和の時代を彩った作品は5000曲にも及ぶという。作曲生活64年の中で「矢切の渡し」「別れの一本杉」「王将」「なみだ船」「兄弟船」など数多くの演歌ヒット曲を生み、北島三郎、鳥羽一郎を始めとした多く愛弟子を育んだ人物でもあった。

日本作曲家協会理事長、日本音楽著作権協会会長などを務め、2003年には旭日中綬章を、2016年には文化勲章を受章し、2017年1月に祝賀会が開かれたばかりだった。山の日制定を発案し、一般社団全国山の日協議会顧問など、文化人としても幅広く活動していた。

告別式は2月23日午前11時より、東京都文京区大塚の護国寺で執り行われる。合掌。
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