【インタビュー】 D-LITE(from BIGBANG)、ソロとして新たな一歩「僕の音楽を聴いて力をもらってくれたら」。T.O.Pも応援

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■今回は全体的に爽やかな曲が多い
■みんなで楽しめるアルバムにしたいなと思って作ったから

──では制作中のミニアルバムについて聞かせて下さい。“D”シリーズで続けているアルバムタイトル。今作につけた『D-Day』は、どんな意味なんですか?

D-LITE:“D-Day”という言葉は韓国で“大切な日”という意味で使っています。日本ではあまり使ってないみたいですけど、元々はアメリカから来た言葉です。重要な日をカウントダウンしていくという意味もあるし、その当日を指す意味もあるし、“D-LITEの日”みたいな意味にも取れるからこの“D-Day”という言葉を使いたいなと思いました。

──J-POPをカバーした『D’scover』、ラブソングをテーマにした『D’ slove』、宴会を盛り上げる『でぃらいと』に続く今作のテーマは?

D-LITE:『D’slove』がちょっと大人の恋のアルバムだとしたら、今回は20歳ぐらい? それぐらい若くなった気持ちで僕もレコーディングしてます(笑)。音楽もそうなんです。『D’slove』ほど重くなくて、今回は全体的に爽やかな曲が多いんです。みんなで楽しめるアルバムにしたいなと思って作ったから。


──なるほど。今作には絢香さん、秦 基博さん、水野良樹さん(いきものがかり)が楽曲提供した曲が収録されますが、この3人にオファーしたのはD-LITEさんの希望だったんですか?

D-LITE:そうですね。ちなみに今作のプロデューサーの亀田(誠治)さんとこの3人は『D‘scover』のときに関わってもらった方たちで、僕はそのアルバムで彼らの曲をカバーしたんですよ。そのときからいつかチャンスがあったらオリジナル曲を書いてもらいたいと思ってて。今回のタイミングで提案をしたら…。

──みなさん、曲を書いてくださった。

D-LITE:そうです。ありがたいです。

──音楽番組で共演されたこともある秦さんは、バラードではなく躍動感あふれる「D-Day」というアップチューンをもってきてくれたんですね。

D-LITE:そうなんですよ。秦さんのアルバムを聴いたときに、バラードももちろん素敵なんですが特にリズム系の曲が気に入って“いいな~”と思ったんですね。それで、今回僕のイメージとしては、さっき話したように爽やかでみんなで楽しめる曲を作りたかったから、その話を秦さんに伝えたら“はい。分かりました”といってくれて。僕のイメージをちゃんと理解して曲を作ってくれたんで、作業もスムーズに進みました。


──秦さん自ら曲のタイトルと曲中に“D-Day”という言葉を入れてくれたんですか?

D-LITE:それはこちらから提案しました。曲が上がった後“歌詞はどんな内容がいいですか?”と秦さんに聞かれたので、アルバムのタイトルとアルバムの中身の曲も繋がって欲しいなと思ったんで、それをメールで送ったら秦さんがこれを書いてくれました。

──水野さんが提供してくれた「VENUS」は、いまだにソロでもBIGBANGのライブでも大盛り上がりの、いきものがかりの「じょいふる」みたいに体を動かしたくなるファンキーチューンですよね。

D-LITE:そうですね。僕、これすごい好きです。

──これ歌うの難しくないですか?

D-LITE:そうなんです、早すぎて息をする場所がない(笑)。歌はかなり練習しました。この曲はデモを頂いたときからすごい好きだったんですよ。1回聴いただけで“これはほとんどこのままでいけるな”というイメージがすぐに自分のなかにできたので、かなり早めに曲が決定しました。元々いきものがかりの曲が大好きでいっぱい聴いてたんですけど、この曲にはちょうど僕の好きなポイントがたっぷり入ってて。僕がこの歌を歌うとしたら、こういう風にやればもっと面白くなりそうっていうアイデアがいくつも湧いてきたんですよ。歌い方とかリズムのとりかたとか。

──“1、2、3、4”とか“揺れて揺れ揺れ”とかいろいろ遊べそうですもんね。

D-LITE:そうです! 僕のオリジナル「じょいふる」みたいな曲になりそうです(笑)。

──こういうリズムのグルーブはお好きなんですか?

D-LITE:ファンキーっぽい曲は好きですね。


──対して「Anymore」はD-LITEさんがエモーショナルに歌い上げる切ないバラード。

D-LITE:これは『D’slove』でも何曲か作業してもらった韓国のSung Hwak Choさんの曲です。アルバムとしてのバランスをとろうと思って、バラード系も入れたかったんですよ。でもロックなポイントもあるサウンドで僕の好きなパワフルさもあり、でもどこか哀しいものを作りたいなと思って作りました。これもすごい好きな曲です。

──D-LITEさんに似合っています。この手のバラードを歌うのは得意ですもんね。

D-LITE:これ? これは歌ったら死んじゃいますよ(笑)。めちゃくちゃキーが高いので。

──ファンキーなものとバラードでは歌のアプローチも違うと思うんですが。

D-LITE:そうですね。バラードはファンキーな曲よりも丁寧に表現しなきゃダメだし、声を細かく調節しなきゃいけないので、ちゃんと歌わないとっていうプレッシャーがありますね。でもレコーディングはうまくできたのでよかったです。このアルバムのなかで、この曲が一番歌入れ心配だったんですよ。“ちゃんと歌えるかな?”って。でもうまく進んだのでよかったです。

──唱法として、これはファルセットはあえて使ってないんですよね?

D-LITE:僕、ファルセット苦手だし(笑)。この曲にはファルセットは似合わないと思いました。それよりも、僕の地声でパワフルに叫びたい。そのほうがこの曲の感情には合うと思ったのでそうしました。


──D-LITEさん自身はどんな曲を歌うのが得意だと思ってますか?

D-LITE:みんなからは静かなバラードを歌って欲しいと言われますけど(笑)。「Anymore」のようにパワフルでせつなくて哀しいバラードも好きだしファンキーなのも好きだし…全部好きなんですけど、歌いながら楽しめるのはファンキーなほうですね。歌った後にファンのみなさんの気持ちが感じられてキュンとするのはバラード系ですけど。僕が一生懸命にバラード歌ってると、ファンのみなさんも集中して聴いて下さるじゃないですか? あの空気感はファンキーな曲を歌うときに生まれるエネルギーとはまた違うものだし。好きの方向が違いますね。

──絢香さんからはどんな曲が届いてるんですか?

D-LITE:ミディアムテンポで、絢香さんの色に僕の色をちょっと入れたみたいな曲です。

──改めてお伺いしますが、D-LITEさんが歌ってみて感じるJ-POPとK-POPの一番の違いというと?

D-LITE:えー(苦笑)。ああ、でも微妙に違うんですよね。聞いてみると、似てるけどちょっと違う。違うけど似てる、みたいな。そんな気がするんですよね。言葉にできないけど、なんか心が動いちゃうポイントがK-POPにもJ-POPにもあるんだと思うんですよ。見えないそのポイントを探して、それを入れたのが『D-Day』だと思います。だから絶対に聞いて欲しいと思います。

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